現地時間10月15日(フランス)、2015年度ウイメンズWCT第九戦「ロキシー・プロ・フランス(Roxy Pro France)」が終了しました。優勝は、昨年の優勝者でもあるタイラー・ライト。
2015年度ウイメンズWCT第九戦「ロキシー・プロ・フランス」:初日ハイライト
2015年度ウイメンズWCT第九戦「ロキシー・プロ・フランス」:二日目ハイライト
2015年度ウイメンズWCT第九戦「ロキシー・プロ・フランス」:三日目ハイライト
2015年度ウイメンズWCT第九戦「ロキシー・プロ・フランス」:四日目ハイライト
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セミファイナルからスタートした本日。メンズ同様、インサイドのクローズアウト(ダンパ)での開催です。となると、まともなサーフィンなどできない厳しいコンディション。
まずは、セミファイナルのスコアをチェックして下さい。
サーフィンのスキルではなく、波選びだけが肝となったのが分かりますね。そんなコンディションに翻弄され、コートニー・コンローグからランキングトップの座を奪還したばかりのカリッサ・ムーアは、ここで敗退。
潮が動くのを待ち、バックウォッシュが入りながらも、少しコンディションが良くなってから開催されたファイナル。タイラーの対戦相手となったのは、ツアールーキーであり、初のファイナル進出を果たしたタティアナ・ウェストン・ウェブ。
なかなかハイスコアが出ないスロースタートとなったファイナル。そんな中、焦ることなく、じっくりと良い波だけを待ち続けたディフェンディングチャンピオンのタイラーは、中盤以降に8ポイント台を二本揃え、圧巻の優勝を決めました。
今イベントの結果を受け、ツアーランキングの変動は以下の通り。
今回はコートニーがラウンド4、カリッサがセミファイナルで敗退となり、カリッサが再びトップの座に戻りました。ウイメンズのツアーイベントは、残り1戦なので、タイトルレースはカリッサとコートニーの一騎打ちですね。
二人のポイント差はわずか900ポイント。ただし、最終的なポイント合算では、ワースト2の結果は除外となります。そのため、最終戦でカリッサが9位以上、コートニーが5位以上の結果を残すと、実際のポイント差は2800ポイント差となり、カリッサがとても有利な状況となっています。
ハワイのマウイ島で開催されるウイメンズ最終イベントは、ウェイティングピリオドが11月21日からスタート。果たして、どちらのサーファーがワールドチャンピオンに輝くのでしょうか。楽しみですね。
今イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
公式サイト「Roxy Pro France」
本日の結果
・ファイナル
1- Tyler Wright (AUS) 17.10
2- Tatiana Weston-Webb (HAW) 10.93
・セミファイナル
SF 1: Tyler Wright (AUS) 6.87 def. Sage Erickson (USA) 4.43
SF 2: Tatiana Weston-Webb (HAW) 11.27 def. Carissa Moore (HAW) 3.83
ハイライト映像(メンズも含む)
https://youtu.be/94ABcO5SSSs
ファイナルのダイジェスト映像~タイラーvsタティアナ~
https://youtu.be/Vgpzuwmi0VE