現地時間11月21日(ハワイ)、QS10,000イベントであるトリプルクラウン第一戦「ハワイアン・プロ(Hawaiian Pro)」が終了しました。優勝は、オーストラリア出身のウェイド・カーマイケル。
2015年度トリプルクラウンの日程@オアフ島(ハワイ)ノースショア
2015年度トリプルクラウン初戦「ハワイアン・プロ」予告編&波予報
2015年度トリプルクラウン第一戦「ハワイアン・プロ」:初日ハイライト
2015年度トリプルクラウン第一戦「ハワイアン・プロ」:二日目ハイライト
2015年度トリプルクラウン第一戦「ハワイアン・プロ」:三日目ハイライト
スポンサーリンク
腰サイズ以下までサイズダウンするとの予報とは裏腹に、セットは胸肩くらいあるファンウェイブでの開催となった最終日。エアリアルにカーヴィングと、最終日まで勝ち上がったサーファーのライディングは小波でも圧巻でした。
ファイナル進出を果たしたのは、優勝したウェイドに加え、フィリペ・トレド、イズキール・ラウ、ダスティ・ペイン。フィリペ以外は、来シーズンのWCTの座をかけて、少しでもWQSポイントを稼ぎたいところ。
ファイナルで付いた9ポイント台のスコアは2本。一つはフィリペによるエアリバースのフルローテーション。これまでにもエアリバースをメイクするサーファーは多かったのですが、フルローテーションほど回せるサーファーは少ないので、エアリバース一発だけで9.50ポイントが付きました。
もう一つの9ポイント台は、ウェイドによる9.07ポイント。こちらはフィリペと対照的に、パワフルなターンの繰り返しといったライディング。一発一発のターンで飛び上がるスプレーは相当な量であったため、少しスコアが低い感じもしました。
何にせよ、世界トップレベルのサーファーならば、小波でもここまで凄いとインパクト大であったファイナル。ファイナルのダイジェスト動画も貼り付けておくので、チェックして見て下さい。
今イベントを終え、WQSランクの上位陣は以下の通り。
今回の優勝者であるウェイドは、41位もランキングを上げて12位へとジャンプアップ。来シーズンのWCT入りが射程圏内に入りました。やはり、QS10,000イベントでの優勝は大きいですね。
今シーズンのWQSにおけるビッグイベントは、11月24日からウェイティングピリオドがスタートするトリプルクラウン第二戦「バンズ・ワールド・カップ」のみ。果たして、どのような結果が待ち受けているのか楽しみです。
今イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Hawaiian Pro」
本日の結果
・ファイナル
1st:Wade Carmichael(AUS) 15.40
2nd:Filipe Toledo(BRA)14.83
3rd:Ezekiel Lau(HAW 13.04
4th:Dusty Payne(HAW 12.83
ハイライト動画
https://youtu.be/hQBlk4Mlxd0
ファイナルのダイジェスト動画
https://youtu.be/CY08Ty6Bg6k
9.07pt@ファイナル byウェイド・カーマイケル
https://youtu.be/HsKA7ZV-E04
9.50pt@ファイナル byフィリペ・トレド
https://youtu.be/2DilYPxPT-8