WCT最終イベントのパイプマスターズで盛り上がる中、1997年にパイプマスターズで優勝したパイプマスターが暴行事件を起こすという残念なニュースが入りました。
今回の記事は、元パイプマスターのジョニー・ボーイ・ゴメス(50歳)が、ハワイのワイキキで起こした暴行事件についてお伝えします。
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30代以上のサーファーであれば、ジョニー・ボーイ・ゴメスの名前を聞いた事があるのではないでしょうか。ノースショアにおけるサーフシーンのレジェンドですよね。
パイプマスターズのトライアルでワイルドカードを獲得し、そのまま本戦で優勝した3名のハワイアンローカルの一人です。ちなみに、残り2名はジェイミー・オブライエンとブルース・アイアンズ。
ホノルル警察によると、ジョニーが事故を起こしたのは12月3日(木曜)のこと。ワイキキでサーフィンしていたジョニーは、ラインナップで56歳のサーファーと口論になったと言います。
次第に口論はエスカレートしていき、ジョニーは相手にパンチを喰らわせ、さらには海に頭を沈めたというのです。その後、ジョニーは現場から逃走したものの、翌日に逮捕されたとのこと。
当初、警察は殺人未遂の容疑を課せましたが、後に暴行罪へと減刑され、ジョニーは2,000ドルの保釈金を払って釈放されたそうです。
実はジョニー、1991年にはASP(WSLの前身団体)イベントで対戦相手を殴り、1,000ドルの罰金をASPに払った事があります。また、1999年にはノースショアのチャンズリーフで暴行罪を犯しているのです。
どのような経緯があったのかは分かりませんが、過去にパイプマスターとなったレジェンドサーファーが、パイプマスターズの開催期間に暴力沙汰のニュースで話題になるのは、非常に残念に思います。