ハワイのオアフ島ノースショアのウインターシーズンにおいて、最も素晴らしいパフォーマンスを見せたサーファーを選ぶフリーサーフィンのイベント「Wave of the Winter」。
昨年はローカルのジェイミー・オブライエン、一昨年はケリー・スレーターが受賞した賞です。
2014/2015年シーズン「Oakley Wave of the Winter」を受賞したジェイミー・オブライエン
2013/2014年シーズン「Oakley Wave of the Winter」を受賞したケリー・スレーター
今回の動画は、同イベントにノミネートされた映像の中から、個人的に印象に残った映像を3つピックアップして紹介します。
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今回紹介する動画は、いずれもWCT最終イベントであるパイプマスターズが開催された2015年12月16日に撮影されたライディング。つまり、コンテストサーフィンの映像です。
まずは、ケリー・スレーターによるバックドアでのバレル(チューブ)ライド。エアドロップが強烈です。
続いては、シーバスことセバスチャン・ジーツ。バレルを狙うなら、波のピークの裏から入る「Behind the Peak」が良いと言われますが、まさにその言葉通りのライディングですね。
最後は、ローカルワイルドカードとして大活躍したメイソン・ホー。パイプラインのバレルをメイクする極意としてケリーが良く言うセリフが「パイプのバレルは狭いから、抜ける時はハイラインを取ること」。
しかし、メイソンは相当ボトムから抜けています。ボトムにはフォームボール(波がブレイクした泡)があり、フォームボールに乗ると不安定になってワイプアウトしやすいので誰もが避けます。そのため、バレル内部ではどんな状況になっていたのか気になりますし、インパクトの強いライディングですね。
ちなみに、すっごいバレルライドを選んだ後、パイプマスターズの過去記事を見返してみると、シーバスとメイソンのライディングはパーフェクト10が付いていました。やっぱり、凄いライディングは、私のようなアマチュアが見ても凄いという事ですね。
*2015年度メンズWCT最終戦「ビラボン・パイプマスターズ」
・トライアル
・初日ハイライト
・二日目ハイライト
・三日目ハイライト
・最終日ハイライト