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Photo: WSL

2019年5月16日(インドネシア)、バリ島クラマスをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第3戦が開催。

メンズとウイメンズ共にイベント名は「Corona Bali Protected(コロナ・バリ・プロテクテッド)」。

ウェイティングピリオド四日目の本日は、ウイメンズのラウンド3のみが開催されました。

今回の記事は、コロナバリのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったイベント情報をお届けします。


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Corona Bali Protected(ウイメンズ)

公式波予報サイトのサーフラインでも開催確率が低いと予想されていたため、意外にもオンとなった本日のウイメンズ。

ただし、予報通りサイズは小さく、セットが入るとファンウェイブといった感じでしたが、基本的には腰前後というスモールコンディション。

そのコンディションにも左右されたのか、レイキー・ピーターソンとタティアナ・ウェストン・ウェブが早くも敗退という結果に。

また、現CTランクトップのキャロリン・マークスも早期敗退となることに。ただし、キャロリンの対戦相手はかつてCTランク2位となった経験もあるシルヴァナ・リマ。

メンズ並みのアクション系が滅法強いシルヴァナなので、本日のコンディションは得意なため、あまり番狂わせといった感じではありませんでした。

本日のトータルハイエストスコア14.34とシングルハイエストスコア7.67をマークしたのは7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモア。

ステフが狙うセクションはかなりクリティカルなので、個人的にはもっとスコア差が付いても良いかなといった印象を受けます。

スコアを問わず、注目しているのは無冠の女王と言えるサリー・フィッツギボンズ。今シーズンはエアー系のマニューバで果敢に攻めているためです。

個人的な印象として、ウイメンズのスコアは過去のメンズのスコアを辿っていると感じます。

シンプルに言えば、ターンのスピードやクリティカルセクションへのアプローチを度外視した、かつてのメンズ同様、ターンの本数勝負といった感じです。

ただし、しっかりとスキルの差をジャッジ基準に反映させると、ヒート結果に面白みが欠けるのは事実。

サーファーならば誰もが納得だと思いますが、ウイメンズのCTサーファーは上位と下位でレベルの差は歴然としているためです。

現状を維持していては全体のレベルアップを期待する事は厳しくなるため、ジャッジ基準も賞金同様に男女平等を取り入れるべきではないかと思います。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

サーフラインの予想としては、17~18日はサイズが小さいのでコンテストはオフとなる可能性が高く、新たなスウェルが入る19~20日に開催の可能性が高いとのこと。

ただし、サーフライン以外の波予報サイトをチェックすると、18日からサイズアップ予報を出しているサイトもあります。

そのため、個人的には18日に開催される可能性も十分にあると考えているので、イベントのライブ観戦を見逃したくない方は18日もWSLの公式サイトやSNSをチェックして見て下さい。

まとめ

日本とバリ島の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。

現地時間の午前7時にイベント開催の場合、日本時間は午前8時となります。

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公式サイト(メンズ)「Corona Bali Protected

公式サイト(ウイメンズ)「Corona Bali Protected

公式サイト「Red Bull Airborne Bali

コロナバリの過去記事