風に揺らめくロウソクの炎のよう、どんなに情熱を持って取り組んでいるものであっても、その時の気分次第でモチベーションに浮き沈みはつきもの。人によっては、情熱の炎が完全に消えることもあります。
今回の動画は、50年ほど前にサーフィンに魅了されたスペインサーフィン界のパイオニアであるヘスス・フィオチ(Jesus Fiochi)のストーリーをお届けします。
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ハワイアンのサーフィンを目にし、同じことをしたいと願った若かりし頃のヘスス。そんなヘススが、スペインでサーフィンのパイオニアとなったのは23歳の時のこと。
そんな時代から50年近くが経ち、今や73歳のヘスス。50年という月日を考えると、サーフィンを止めている確率の方が高いのではないでしょうか。しかし、今なお昔と変わらぬ情熱を持ち続けています。
今回の動画を製作したのは、ヘススの息子であるチュス。チュスは、父親から海を愛してリスペクトする気持ちを教えられたので、サーフィンを始めて50年経つ父への賛辞として動画を製作したとのこと。
サーフィンから多くのことを学んだパイオニアが、海から学んだレッスンを息子へと引き継ぎ、息子も父親の偉大さに敬意を示すという素晴らしい関係は、海が築き上げたといっても過言ではないですね。
個人的には、73歳になってもサーフィンを続けているヘススの生き方がカッコいいと感じました。サーフィンを続けるため、週4日はトレーニングをこなしていると言うヘスス。健康状態にもよりけりで、誰にでも真似できることではないですが、こういったカッコいい年のとり方は憧れますね。
https://vimeo.com/149942141