元気いっぱいに外で大声を張り上げながら遊ぶ子供がいる一方、幼くして大病に苦しみながら入院生活を余儀なくされる子供もいます。そんな子供に生きる希望を持って欲しいと、子供の夢を叶えてくれるのがオーストラリアの非営利団体「Make-A-Wish Australia」。
今回の動画は、同団体とオーストラリアのサーフィンコミュニティが一丸となり、ガンを患っていた8歳のダニエル君の夢を叶えた映像をお届けします。
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子供には極めて珍しいとされる紡錘細胞肉腫と診断されたダニエル君。そのため、8ヶ月という長期間に渡る化学療法を受けることとなりました。遊びたい盛りの子供にとっては、非常に辛いことですよね。
そんな辛い時期を乗り越え、ガンに打ち勝ったダニエル君の夢は、自分でデザインしたサーフボードを手に入れることでした。そんな夢の実現に力を貸してくれたのは、DHDサーフボードのダレン・ハンドレー。
ダレンからサーフボードをプレゼントされ、ここで夢が実現したのですが、サーフコミュニティから嬉しいサプライズが。マウント・ウッジー・サーフボードからもまた、体が大きくなった時用にとダニエル君デザインの大きめサイズのサーフボードが送られたのです。
さらにラストサプライズとして、オーストラリアのレジェンドサーファーであるオッキーこと、マーク・オクルーポがダニエル君にサーフレッスンをすることになりました。
最後に、ダニエル君は「大きくなったら、ラグビー選手、理学療法士、サーファー、歯医者になりたい!」とのこと。プロサーファーじゃないんかい!といったツッコミは抜きにして、こういった取り組みは素晴らしいですね。
夢を叶えてもらう子供だけでなく、関わった大人も子供が喜ぶ姿を見ることで幸せな気分になれますから。