ビッグウェイブスポットにモンスタースウェルが押し寄せ、スーパーセッションが繰り広げられると、必ずセッション動画と共にお披露目となるのがワイプアウト動画。
今回の動画は、2016年1月15日にハワイへと押し寄せたビッグスウェルの影響から、マウイ島ジョーズ(現地名はピアヒ)で続出したワイプアウト映像をお届けします。
スポンサーリンク
2015年12月に開催されたBWT(ビッグウェイブツアー)イベント「ピアヒ・チャレンジ(Pe'ahi Challenge)」をネットでライブ観戦した方は分かると思いますが、非常にワイプアウトが多かったですね。
それほど、ビッグウェイブサーフィンでは波を乗り切ることが難しいのです。サイズが大きい分、波のフェイスが風を受けやすくなり、フェイス状にバンプ(波の凹凸)が発生しやすいなどといった要因があるためでしょう。
今回の動画が撮影された日は、ジョーズにおけるパドルインサーフ史上最大サイズの波に乗ったサーファーが現れたりとリスクが高かったにも関わらず、怪我人は一人も出なかったとのこと。
マウイ島ジョーズのパドルインで過去最大サイズのチャージ@2016/1/15
近年のビッグウェイブサーファーは、アスリートとしてトレーニングに励むといった理由も挙げられますが、大きな要因としてはシェーン・ドリアンが発案した膨張スーツのおかげと言われています。
ビッグウェイブに巻かれても安心!?膨張装置付きウエットスーツ
現在のビッグウェイブサーファーが使用しているものは、当初、シェーンが開発したものとは異なり、すでに膨張した状態のものを装着している場合が多いです。
今やビッグウェイブサーフィンではすっかりお馴染みのアイテムとなっていますが、もしも、波に巻かれている時にリーフにでもヒットして空気が抜けたらと考えるとゾッとします・・・。