海のないドイツのミュンヘン。そんな環境にありながら、ウエットスーツ姿でサーフボードを脇に抱えたサーファーの姿を目にすることがあります。サーファーの目的は、アイスバッハ川でのリバーサーフィン。
今回の動画は、アイスバッハ川でスケートライクなトリックの練習に励み、キックフリップまでメイクできるようになったリバーサーファーの映像をお届けします。
スポンサーリンク
そもそもキックフリップってなに!?って方もいると思うので、まずはスケートボードでのスローモーション動画でキックフリップをチェックして下さい。
スケートボードでは何気ないトリックの一つですが、これがサーフィンともなれば・・・。サーフボードの大きさを考えてみれば、いかに難しいか分かりますよね。
そんなキックフリップに挑み続けたのは、本職は整形外科医のフロリ。アイスバッハ川の波は、海とは異なり、いつでもコンディションが同じなので、トリックの反復練習には最適と言います。
実際、アイスバッハ川の常連ともなれば、ちょっとしたエアーやショービットなんかは珍しいトリックではないそうです。しかし、キックフリップになるとレベルが急激に上がり、フロリしかメイクできないと本人は言います。
フロリがキックフリップにチャレンジするようになったのは、およそ10年ほど前のこと。ボルコムが「キックフリップをメイクした世界初のサーファーに賞金を出すよ」というイベント開催時期と重なり、必死にトレーニングに励んだそうです(フロリの場合はリバーサーフィンなので対象外で、本人も自覚していたとのこと)。
しかし、フロリよりも先にメイクするサーファーが登場。それが、マジシャンサーファーとして知られるゾルタン・トルコス。しかもゾルタンは、海でメイクしたのですから強烈です。
ゾルタンのメイクから一年遅れながら、ようやくコツを掴み、キックフリップをメイクできるようになったフロリ。ゾルタンに先を越されたとは言え、半端じゃないトリックです。
キックフリップは動画後半で登場となるので、是非ともチェックして下さい。
https://vimeo.com/151041415
ドイツのリバーサーフィンに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。