デーン・レイノルズ チャネルアイランズ
photo:Sherman

2011年シーズンのWCTを最後にフリーサーファーへと転身を果たし、カリスマ的人気を誇るデーン・レイノルズ「Dane Reynolds」(30歳)。ワールドツアーを引退しながらも、WCTイベントにはコンスタントにワイルドカード出場しているので、引退した感じは薄いとは思いますが・・・。

ただ、今年2016年シーズンは、ほとんどワイルドカードすることはないでしょう。なぜなら、デーンが出場していたWCTイベントの多くはクイックシルバーによるスポンサー枠によるもの。

しかし、昨年2015年終盤にクイックシルバーとの契約を解除したので、ワールドツアーを管轄するWSLによる推薦枠以外では出場することはないかと思います。

昨年4月のケリーに続いてデーン・レイノルズもクイックシルバーとの契約解消

今回の記事は、先日お伝えしたボビー・マルティネスに続き、デーン・レイノルズが使用しているサーフボードに関する内容をお伝えします。

ボビー・マルティネスが乗るチャネルアイランズのサーフボード×3@2016


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デーン・レイノルズのサーフボードスポンサー

ベンチュラをホームとするデーンのサーフボードは、ボビー同様、チャネルアイランズです。シェイパーは、ケリー・スレーター世代なら誰もが憧れたアル・メリックの息子であるブリット・メリック。

デーンの体型は、身長6’0”(183センチ)体重190lbs(86キロ)と、日本人からするとかなり大柄となります。

サイズがある時用のボード

ボードサイズ:6’0” X 19” X 2 1/2”

胸~ダブルオーバーヘッドのビーチブレイクやポイントブレイクでデーンが使用するのはチャネルアイランズの「Black and White」。ドライブ性能とスケートライクな動きが特徴の同モデル。

しかし、デーンがサイズのある波で使うボードとあり、ロッカーに調整を加えたカスタマイズ仕様とのこと。この調整により、スケートライクな動きは封印し、レールワークの調子が良い仕様となっていると言います。

ボード素材はポリウレタン製で、フィンのセットアップはキャプテンフィンのデーンモデル「DR」を使ったスラスター。

オールラウンドボード

ボードサイズ:5’8” X 19 1/2” X 2 1/2”

ホーム周辺でのビーチブレイクでサーフする時、最も使用するボードはチャネルアイランズの「4」。デーンいわく、ホーム近辺のビーチブレイクは年間の大半はクソ波とのこと。

そんな波であっても、スピードが乗り、ルースな乗り味な上にレールワークの調子もよい同モデルに乗れば、楽しめると言います。そのため、必ず車に積んでいる一本とのこと。

ボード素材はポリウレタン製で、フィンのセットアップはキャプテンフィンのデーンモデル「DR」を使ったスラスター。

小波用ボード

ボードサイズ:5’9” X 19 1/4” X 2 1/2”

ポイントブレイクで思ったほどサイズがない時にデーンが乗るのは、チャネルアイランズの「SAMPLER」。炸裂した時にこのボードに乗ったとしても、長さのあるボードに比べてコントロール性能は劣るものの、それはそれで楽しいと言います。

小波で使える特徴は、かなりロッカーを抑えているため、ダウンザラインのスピードが早いためだそうです。パワーのない小波の場合、最大限に波のパワーをボードが受けるためには、やはり波との接地面が広いほうが良いというわけですね。

ボード素材はポリウレタン製で、フィンのセットアップはキャプテンフィンのデーンモデル「DR」を使ったスラスター。

まとめ

デーンのボード選びの面白い点は、フィンのセットアップとボード素材がどれも同じ点。また、ボードの長さは、どんなサイズの波でも大きく変わらない点も興味深いですね。

ボードの長さに関しては、サイズのある波の時でも、デーンの身長と同じ長さ。つまり、サイズのある波で使用するボードの長さは短くなっているものの、小波用の長さは変わっていないのかと思います。

参照記事:「DANE REYNOLDS’ CALIFORNIA THREE-PACK


キャプテンフィンのデーン・レイノルズによるシグネチャーモデル

デーン・レイノルズの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

デーン・レイノルズ&グダスカス兄弟のCIライダーによるサーフ動画@リンコン

クイックプロ2015@フランスでのフリーサーフ:デーン・レイノルズ

スピードの観点からチェックするハリケーンセッション:デーン・レイノルズ

デーン・レイノルズのCluster未使用となった最新映像「Sampler」

デーン・レイノルズによる3年前のフリーサーフ映像

デーン・レイノルズの新作ムービー「Loaded」

地元リンコンでのフリーサーフ:デーン・レイノルズ

2011~2013年のベストライディング:デーン・レイノルズ

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