先週、ストームの進路が突如変更したことで、当日キャンセルとなったオアフ島(ハワイ)ワイメアを舞台にしたビッグウェイブイベントのエディ。ただ、予想よりもサイズが落ちたとは言え、ハワイには十分ビッグスウェルが押し寄せました。
エディに代わってジョーズが炸裂!アルビー・レイヤーの慌ただしかった日程と怪我まで
エディがキャンセルとなったワイメア(ハワイ)でのフリーサーフ動画@2016/2/10
エディのキャンセルで舞台はオフザウォール&バックドア:ケリーなどのセッション動画
今回の動画は、ウイメンズWCTイベント最終戦の舞台であるマウイ島ホノルアベイでの先週のセッション映像をお届けします。マウイ島ローカルに加え、オアフ島ローカルのセス・モニーツ(Seth Moniz)も登場しますが、セスがマウイ島入りしていたのには裏事情がありました。
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セスがエディイベントのキャンセル当日、マウイ島入りしたのは、米サーフィンマガジン誌とシェーン・ドリアンによるドッキリ企画だったと言います。
事の始まりは昨年3月、同誌が若手アメリカ人サーファーにお気に入りサーファーのアンケートをした時のこと。大抵のサーファーがジョンジョン・フローレンスの名前を上げ、数名はデーン・レイノルズとお決まりの答え。
しかし、セスだけがシェーンを選んだのです。そこで、同誌はシェーンに連絡を取り「セスをジョーズに連れてって初サーフさせちゃえば」と告げると、シェーンもノリノリだったとのこと。
ただし、ジョーズでのサーフィンは生死に関わる上にセスは18歳。そのため、両親の許可は必須。何とかセスの両親を説得すると、今度はジョーズ用のガンを極秘裏にオーダーし、準備万全となったそうです(笑)。
ドッキリのスタートから1年近く経った先週2月10日、開催予定だったエディイベントはキャンセル。そこでシェーンは秘密のガンを手にオアフ島ノースショアにあるビラボンハウスに入り、セスにボードを手渡すと「何これ?」と状況を把握していないセス。
「ジョーズ用さ。今からジョーズに行くんだから」とシェーンが答え、ドッキリが決行。今回の動画は、ジョーズセッションの後日なので、大仕事をやりきったセスにとって、ご褒美サーフといった感じでしょうね。
ちなみに、セスの父親であるトニー・モニーツは、過去に複数回エディイベントに出場しているビッグウェイブサーファー。その血筋のせいか、セスの姉であるケリア・モニーツもまた、タヒチのチョープーをロングボードでチャージという怖ろしいチャレンジをしています。モニーツ家、ヤバいですね。
チョープー(タヒチ)でロングボードでのチャージからライム消毒:ケリア・モニーツ
参照記事:「SURPRISE, YOU’RE SURFING JAWS TODAY」
ホノルアベイに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。