Seth and Shane at Billabong House

以前に内容だけお届けした、コンテスト界トップレベルのハワイアンサーファーであるセス・モニーツ「Seth Moniz」(18歳)が仕掛けられた前代未聞のドッキリ企画。

内容としては、セス用にマウイ島のビッグウェイブスポット「ジョーズ(現地名:ピアヒ)」向けのサーフボードを勝手に準備し、シェーン・ドリアンに連れられてジョーズで初サーフさせてしまうという荒っぽい流れ。

今回の動画は、同ドッキリ企画の映像がアップされたのでお届けします。小波のジョーズではなく、しっかりとスウェルが入った時に連れ出しているのが怖ろしい所です・・・。


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今回のドッキリ企画が行われるに至ったプロセスについては、下記リンク先の過去記事をチェックして下さい。

ドッキリでマウイ島ジョーズ初サーフ後のセス・モニーツが楽しんだホノルア・ベイ

動画冒頭で登場するのはセスの母親で、10代であるセスの身を一番案じています。ただ、この件について会話を交わした誰もが「大丈夫!」と請け負ったのでセスのジョーズ行きを認めたそうです。

普通ならばセス本人が行きたいと言い、親と話し合いになるのに、今回はドッキリ企画であり、セスの意見を聞いていないので、親としては許可すべきかどうかは微妙ですよね・・・。

その後、シェーン・ドリアンがセス用にシェイプされたジョーズ用ガンを持って、セスがいるビラボンハウスへ突入。シェーンとセスの会話が秀逸です。

シェーン「サプライズが二つあるんだ。一つ目はこのボード。どんな感じ?」

セス「ヤバいね。でも、何のためのボード?」

シェーン「ジョーズ用さ」

セス「嘘だ。ジョーズ用なんて」

シェーン「今からジョーズに行くんだ。それが二つ目のサプライズ」

セス「・・・」

カメラ外の人「5分後に出発だ」

シェーン「急がないと」

セス「・・・。分かった」

凄い展開でスタートしたドッキリトリップ。世界を見渡しても、ジョーズでの初サーフが心の準備をする暇もないドッキリなど、セスが初めてのことでしょう(笑)。

結局セスは、ドッキリ決行日と翌朝の2回、ジョーズでセッションを行います。ショートボードならば飛んだり跳ねたりと何でもありなセスであっても、ジョーズ用の特注ガンになると苦戦することに。

それもそのはず。ボードのサイズが異次元なので。参考までにシェーンのジョーズ用ガンは以下からチェックして下さい。

マウイ島ジョーズでのパドルインサーフ仕様の特注ボード:シェーン・ドリアン

セスがジョーズに慣れるスピードも驚異的ですが、苦戦していた様子を思うと、シェーンやアルビー・レイヤーが、ビッグウェイブライディングにおいても一般的なショートボードのように操るボードコントロールがいかに並外れているのか再認識させられます。

セス・モニーツとシェーン・ドリアンの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。

パイプチャージもあるセス・モニーツの最新フリーサーフ動画@ハワイ

ハイパフォーマンス向けヴァリアルフォームのボードでサーフ動画:シェーン・ドリアン