レッドブルが提供する21Daysシリーズ。イベント開催までの21日間、特定の出場サーファーを追ったドキュメント映像です。今回ピックアップしたイベントは、オアフ島パイプラインで開催される2015年度のQS3000イベント「ボルコム・パイプ・プロ(Volcom Pipe Pro)」。サーファーは、ジェイミー・オブライエン(31歳)、カラニ・チャップマン(32歳)、イズキール”ジーク”ラウ(21歳)、コア・ロスマン(21歳)という4名のハワイアンとなります。

21Daysボルコム・パイプ・プロ:エピソード1

21Daysボルコム・パイプ・プロ:エピソード2

ストイックなプロサーファーとは異なるアプローチのジェイミー。海を遊び場とし、誰もトライしたことのないことにチャレンジする日々。一見、遊んでいるだけと思われますが、ジェイミーは様々なチャレンジから、海に関して多くの学びがあると言います。ただ、その遊びに付き合う「Who is JOB」シリーズでお馴染み、いじられキャラのプーピーズによると、時に強烈過ぎる悪夢のようなチャレンジもあるとのこと・・・。

ジェイミーほどパイプラインに慣れしたんだサーファーでも、怪我はつきもの。イベント開催間近にして、足がエグれる怪我をして9針縫うことに。その数日後、パイプラインにはグッドウェイブが到来し、医師からは海に入るなと言われていたものの、海に入ってしまうところが良くも悪くもジェイミーらしいですね。

ようやく冬らしいビッグスウェルが接近してきたノースショア。数あるサーフスポットの中で、カラニが選んだのはワイメアでした。あまりワイメアはブレイクしないので、特別な場所とのこと。そんなワイメアで、ボルコム・プロ前にビッグウェイブサーフできたことは、リズムを掴む上での予行練習になったと言います。

ノースショアに関するあらゆることを教えてくれたコーチのもとを訪れ、コンテスト前の最終調整を行うジーク。ちなみに、ボルコム・プロ終了後は、コンテストのためにオーストラリアにすぐさま渡るのですが、パイプラインでサーフ直後、小波が予想されるオーストラリアでのコンテストは落差が激しいとのこと。

ノースショアをホームブレイクとし、ダ・フイ創設者のエディ・ロスマンに育てられたコア。これ以上ないハードコアな環境であったことに、コアは感謝していると言います。コアのよう、ハワイアンはビッグウェイブが当たり前という環境で育ったので、小波のコンテストなんかやってられないと世界の舞台に現れないサーファーが多いのも分かりますね。

ノースショアで育っても、パイプラインは特別と言うコア。ジェイミーから教えられたことは、スウェルが入れば必ずラインナップにいろとのこと。そして、例えクローズアウトであっても、躊躇せずにチャージしろと。そうすることで、パイプラインで認められ、自分の居場所ができると言います。クローズアウトでも突っ込めとの言葉だけ聞くと、度胸試しのようにも聞こえますが、要するに、しっかりと経験を積んだものだけが認められるという真っ当な意見ですね。


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