サーフィンの聖地として知られるハワイのオアフ島ノースショアにおいて、サーフシーズンとなる冬に見せた一本のベストライディングを競うイベント「O’Neill Wave of the Winter」。
昨シーズンまではオークリー(Oakley)が冠スポンサーでしたが、今年からオニールに変わってますね。同イベントは、昨シーズンはジェイミー・オブライエン、さらに前年はケリー・スレーターが受賞したイベントです。
2014/2015年シーズン「Oakley Wave of the Winter」を受賞したジェイミー・オブライエン
2013/2014年シーズン「Oakley Wave of the Winter」を受賞したケリー・スレーター
今回の動画は、ハワイのウインターシーズンも終わったということで、今シーズンの「O’Neill Wave of the Winter」受賞者の映像をお届けします。
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今シーズンの受賞者は、ハワイ島カラパナ出身オアフ島サンセットビーチ在住のマイキー・オショーネシー(Mikey O’Shaughnessy)。オフザウォールでの一本が今回の受賞作品となり、賞金25,000ドル(およそ280万円)を獲得しました。
例年通り、サプライズ形式での発表後、マイキー本人が受賞作品のライディングを解説。
「あの波を見た時、クローズアウトだと思ったんだ。テイクオフしてからボトムに到達すると、波が思いっきりホレ上がってきて『何て美しいんだ』って感じたよ」。
「バレルの出口は遙か先に見えたけど、メイクできるかもしれないって思ってた。でも、バレルに入るとブレイクが早くなってきて、フォームボールがボードにヒットしたんだ」。
「そんな状況になったから、本心としてはバレルを抜けるまで、一瞬足りともメイクできるなんて思わなかったよ。それだけに、メイク不可能なバレルをメイクしたって興奮したね。だって、この瞬間を追い求めてるんだから」。
コンテストサーファーだろうがフリーサーファーだろうが関係なく、受賞のチャンスが誰にでもあるWave of the Winterみたいなイベントは面白いですね。いつの日か、日本人サーファーの受賞も見てみたいです。