ハワイアンサーファーにとってワールドチャンピオンと同じくらいの意味があると言われるトリプルクラウンのチャンピオンに輝いた後、ワールドツアー入りしたシーバスこと、セバスチャン・ジーツ「Sebastian Zietz」(28歳)。
ハワイのカウアイ島出身であることから、第二のアンディ・アイアンズと呼ばれたものの、WCTではなかなか結果を残すことができず、3シーズン目となった昨年2015年にはトップ22に残ることができなくツアー落ち。
にも関わらず、リプレイスメント出場の今シーズンはWCTイベント初優勝を飾ったり、現WCTランク2位と怒涛の快進撃を見せています。今回の動画は、シーバスによるマーガレットリバーでのフリーサーフ映像をお届けします。
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仲間たちから優勝を祝ってもらうシーンからスタートする今回の動画。現WCTランクトップのマット”ウィルコ”ウィルキンソンからは、ハグをしながら「ナンバー2」と声を掛けられる一幕も(笑)。
動画で興味深いのは、優勝したマーギーズプロの会場となったマーガレットリバーのメインブレイクとは全く異なるライディングを見せている点ではないでしょうか。
メインブレイクは水量の多い分厚い波質なので、カーヴィング勝負となりました。シーバスはハワイアンサーファーなので、カーヴィングに強いパワー系のサーファーと感じた人もいると思います。
しかし、シーバス世代のサーファーだと、若い頃からエアリアルが当たり前な時代となっていたので、WCTまで上り詰めたこの世代のサーファーはエアリバースやアーリーウープといったトリックは当たり前のようにレパートリーに入っていますね。
コンテストで見せたパワーサーフィンの代名詞と言えるカーヴィング、そして今回の動画で見せるエアリアルの数々。世界最高峰の舞台で戦うサーファーは、レベルが桁違いです。
シーバスの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
パイプマスターズでの活躍に期待!フリーサーフ動画:セバスチャン・ジーツ