先日お届けしたばかりのスケルトンベイ(ナミビア)での今シーズンのオープニングスウェル。ケパ・アセロとナチョ・ゴンザレスによるトリップ映像です。
6年越しのドリームウェイブ!ケパ・アセロが世界最長バレル@ナミビアをスコア
オープニングスウェルが到来したスケルトンベイには、実はウイメンズWCTサーファーのビアンカ・ビュイテンダグ「Bianca Buitendag」(22歳)も現地入りし、セッションに参加していたとのこと。
今回の動画は、ビアンカ・ビュイテンダグがスケルトンベイを訪れた際のフリーサーフ映像をお届けします。
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南アフリカ出身のビアンカにとって、隣国であるナミビア。そんなナミビアのスケルトンベイにおいて、ウイメンズサーファーがサーフしたのは、おそらく初の試みと思われる今回の動画。
世界最長バレルのレフトと呼ばれるスケルトンベイは、世界中のプロサーファーにとってドリームウェイブ。では、なぜ女性サーファーは訪れないのか!?
それは、バレルになるということはテイクオフはかなりホレ上がり、女性サーファーには簡単に乗れないことが理由だと思います。オアフ島ノースショアのパイプラインでほとんど女性サーファーを見ないのと同じではないでしょうか。
ここ数年、パイプラインで数名だけのウイメンズサーファーが出場する特別ヒートが開催されています。その様子を見ると、ベストタイミングでパドルしているにも関わらず、波に置いて行かれている映像を何度も見ました。
その時に、ヘビーウェイブになるとメンズとウイメンズでここまで違うのかと感じました。パドルスピードや経験など、あらゆる要素が組み合わさっての結果だと思います。
今回の動画を見ても、ビアンカのライディング映像は数本のみ。まともに乗れた波数が少なかったのだと思います。ただ、チャレンジしなければ進化もないので、今回のチャレンジはウイメンズサーファーにとって大きな刺激を与える意味合いをもつ動画ではないでしょうか。
https://vimeo.com/164402105
ビアンカ・ビュイテンダグに関する過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。
GoProチームとなったフィリペ・トレドとビアンカ&ジョアンのWCTサーファー