ウインターシーズンのオアフ島(ハワイ)ノースショアにビッグスウェルが入る予報ともなれば、プロサーファーがこぞって集まり、ラインナップが混雑するのは必至。
一方、リップカールのサーチでは、メジャーなサーフエリアではなくサーファーが誰も訪れないようなヴァージンウェイブを追求する対極のスタイル。
今回の動画は、リップカールライダーでサーフトリップを専門とするフリーサーファーのディロン・ペリロ「Dillon Perillo」(25歳)が、サーチトリップに出た際の映像をお届けします。
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リップカールによると、トリップに出るきっかけとなったのは、オアフ島ノースショアに8フィートスウェルがヒットした時のこと。同スウェルの動きを追跡して、ノースショアから何マイルも離れたエリアに狙いを定めたと言います。
ディロンによると、今回の目的地は飛行機でアクセス可能ではあるものの、フライトは週一便しかないそうです。つまり、一度訪れたら、波を当てようが外そうが一週間は離れることができません。
それだけ人里離れたエリアとあり、携帯も使い物にはならず。メールを一通ダウンロードするだけで、45分ほどの時間が掛かったと言います。
インターネットの影響から、大抵のエリアならば簡単に情報が入る時代でありながら、あえて現在社会からは遮断されたエリアを訪れる、いわば過去のサーフトラベラーのルーツを辿るような今回のトリップ。
訪れる人が少ない影響からか、どこまでも突き抜けるように美しい色をした海では、誰にも乗られることのない無人のラインナップが広がる信じられない光景。まさに、サーチシリーズの真骨頂と言えますね。
ディロン・ペリロに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。