ジョエル・パーキンソン photo:WSL
ジョエル・パーキンソン photo:WSL

波がワールドクラスではないという問題はさておき、海水が汚染されているという水質が大きな問題となっていたブラジルでのWCTイベント「オイ・リオ・プロ」。

昨年のイベント後には数々のWCTサーファーが体調不良を訴えたとの報道もあったりしたものの、今年も昨年同様の会場で開催予定だったので、ジョエル”パーコ”パーキンソンとカイ・オットンがイベントをボイコットすると噂されていました。

そして実際に、パーコとカイはブラジルイベント欠場となりました。今回の記事は、二人の欠場理由やリプレイスメント出場サーファーについてお伝えします。


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パーコの欠場理由は、今後のシーズンに向けて膝の怪我の治療にあたるため。カイに関しては、個人的な理由とのことで、明白な欠場理由については発表されていません。

ちなみに、パーコはちょっとした膝の怪我とのことですが、つい先日開催されたバリ島クラマスでのQSイベントに出場しているので、あまり説得力のない欠場理由ですね。

この二人のリプレイスメント出場となったのは、元WCTサーファーのダスティ・ペイン、オイ・リオ・プロに先立ってブラジルで開催されたQSイベントで優勝したブラジリアンのビノ・ロペスとなっています。

2枠あるワイルドカードについては、1枠は若手ブラジリアンサーファーのデイヴィッド・シルヴァ(21歳)、もう1枠はトライアルイベント優勝者が獲得する事となります。

さて、パーコとカイは水質問題によりブラジルイベントをボイコットしたと言われていますが、メイン会場であったバーハ・ダ・チジュカ(Barra da Tijuca)はストームの影響で以下の有り様。

photo:WSL
photo:WSL

その結果、すでにお伝えした通り、メインイベント会場は開催直前になってグルマリ(Grumari)に移動となりました。ちなみに、グルマリは水質に問題ないそうです。なんとも言えない皮肉な展開と言えますね。

メイン会場移転となった2016年WCT第四戦「オイ・リオ・プロ」予告編

イベント詳細については、下記公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「Oi Rio Pro

公式サイト「Oi Rio Women's Pro

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