ベサニー・ハミルトン@レストラン photo:WSL
ベサニー・ハミルトン@レストラン photo:WSL

日曜日の5月29日からウェイティングピリオドのスタートするウイメンズWCTイベント第五戦「フィジー・ウイメンズ・プロ(Fiji Women's Pro)」。

同イベント開催一週間前の21~22日の週末に掛けてクラウドブレイクにはビッグスウェルが入り、5月23日、ビッグウェイブサーファーのスーパーセッションで盛り上がったのはすでにお伝えしたとおり。

現在炸裂中のクラウドブレイク映像&死に直面したアーロン・ゴールドのストーリー

今回の記事は、開催が間近に迫ってきたフィジー・ウイメンズ・プロに関する情報をお届けします。


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同イベントのウェイティングピリオドは、5月29日~6月3日までの6日間。ウイメンズ終了後の6月5日からスタートとなるメンズは13日間の設定なので、かなり短めですね。

メイン会場はタバルア島から約2マイル(3.2キロ)沖合に位置するクラウドブレイク、バックアップ会場はタバルア島のレストラン正面でブレイクするレストランと、いずれもレフトハンダーのサーフスポット。

出場選手は、今回のワイルドカードはすでにお伝えした通り、ベサニー・ハミルトンに与えられました。

フィジー・ウイメンズ・プロのワイルドカードはベサニー・ハミルトンに決定!

欠場者は、オフシーズン中に足首を負傷し、ツアー初戦から欠場が続いているレイキー・ピーターソン。

レイキー・ピーターソンが語る怪我の回復状況からギャラリーとして見るWCTイベントの考察など

フィジーイベントでの復帰に向けて治療に専念していたレイキーですが、回復には至らなかったとのこと。レイキーのリプレイスメントは、これまで同様のブロンテ・マコーレーとなります。

気になる波予報ですが、公式波予報サイト「サーフライン」によると今回は外れとなりそうです。ウェイティングピリオドを通して、30日(月曜)午後から31日(火曜)午前にかけてミディアムサイズのスウェルが入るのみの予報。

また、バックアップ会場となるレストランでの開催がメインとなりそうです。というのも、サイズ的にはクラウドブレイクの方が大きいそうですが、まとまりのないコンディションになりそうな予報のためです。

予想される波のサイズは、30日午後~31日午前のレストランは胸~頭サイズ。ただ、この二日間も一日フルに使えるわけではありません。そこで他の日にちをチェックすると、初日29日午前、レストランは腰~肩サイズでライド可能な波の予報。

予報通りとなれば、29~31日の3日間で、コンディションの良い時間帯だけ開催して終了させることでしょう。2014年の同イベントでは、ダブルオーバーヘッドくらいで見応えがあったので、少し残念な予報ですね。

2014年度ASPウイメンズワールドツアー第五戦フィジー・ウイメンズ・プロ:最終日ハイライト

さて、同イベントの歴史を少し振り返ると、ウイメンズのフィジーイベントは2006年を最後に開催されなくなり、2014年にめでたく復活となっています。2014年と2015年の優勝はいずれもサリー・フィッツギボンズ。昨年は、鼓膜が破れたにも関わらず出場を続け、優勝を果たしましたね。

現ツアーランクトップのタイラー・ライトは、フィジーとは相性が合わないのか過去2年ともにラウンド4敗退。フィジーイベントでどのような結果を残すのかが、今後のタイトルレースにおいて大きなポイントになりそうです。ちなみに、今年はラウンド1でベサニーと同じヒートに入る厳しい組み合わせ。

イベント詳細については、公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「Fiji Women's Pro

ベサニー・ハミルトンのウォーミングアップ映像@レストラン

昨年度フィジー・ウイメンズ・プロの過去記事は、下記リンクからチェックして下さい。

予告編
初日ハイライト
二日目ハイライト
最終日ハイライト