年間を通して、南半球と北半球のウインターシーズンに開催されるBWT(ビッグウェイブツアー)。シーズン前半戦となる南半球のウェイティングピリオドは、4月27日~8月31日に設定されています。
ウイメンズ部門も追加など大きく変わった2016/2017年BWTスケジュール
すでにウェイティングピリオドに入っている今季2016/2017年シーズンですが、メキシコのプエルト・エスコンディードでのBWTイベント「プエルト・エスコンディード・チャレンジ(Puerto Escondido Challenge)」にイエローアラートが発令。
今回の記事は、今季一発目のBWTイベントとして開催の可能性が高まったプエルト・エスコンディード・チャレンジの情報をお届けします。ちなみに、プエルトは南半球ではありませんが・・・。
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基本的な情報として、BWTイベントの開催条件はフェイスで25フィート以上のスウェル。公式波予報サイト「サーフライン(Surfline)」の予想をもとに、25フィート以上が予想された際に、まずはイエローアラート(黄色信号)が発令。
その後、波予想に変化がなければイベント開催72時間前にゴーサインとなるグリーンアラート(青信号)発令で開催確定という流れになっています。
ただし、直前になって予報が大きく変化する場合もあり、グリーンアラート発令となってもキャンセルされた過去もあるので、開催確定と言いながらも稀に開催されない場合もあります。
現時点の予報では、24日(金曜)にスウェルが強まっていき、25日(土曜)の午前までスウェルが続く予報。開催されるなら、金曜が濃厚と見込まれています。
会場となるメキシコのプエルト・エスコンディードは、昨シーズンからBWTイベントの会場となり、昨シーズンはイベントが開催されていません。ただし、ビッグウェイブサーフィンに関しては昔から有名なスポット。
2015年度ビッグウェイブアワードでは、シェーン・ドリアンのプエルト・エスコンディードでのチャージが「Ride of the Year」を獲得。神がかったライディングだったので、記憶に残っている方もいることでしょう。
ビラボンXXLの「Ride of the Year」確定に限りなく近いシェーン・ドリアンのスーパーライド
また、プエルト・エスコンディード史上最大のスウェルがヒットしたと言われる昨年のセッションもまた、鮮烈なインパクトを残しましたね。
現在プエルト・エスコンディードに押し寄せている過去最大スウェル
BWTイベント会場は、基本的にはバレルとはならない波が大半。そんな中、プエルトはヘビーバレルありなので、開催となれば見逃すことのできないイベントです。
イベント詳細については、下記リンク先からチェックして下さい。
公式サイト「Puerto Escondido Challenge」