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Photo by Thiago Diz/World Surf League

現地時間2024年3月10日(ポルトガル)、ペニシェのスーパーチューボスが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第3戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」が開催。

イベント2日目となった本日はバックアップ会場「Molhe Leste」へと移動し、ウイメンズのラウンド1~3、メンズのラウンド2が終了となりました。

今回の記事は、2024年リップカールプロポルトガルのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

メンズ

本日はウイメンズがメインと言う進行となり、ラウンド2の4ヒートのみ開催となったメンズ。

本日のシングルハイエストスコア7.93をマークしたのは五十嵐カノア。

なかなかコンテストで見る事のないフィンドリフト2連続と言うマニューバの構成で、1発目は少し詰まり気味のタイミング、2発目はレイバックのバリエーションで思いっきり引きずってからのヒット。

とても見ていてエキサイティングなレパートリーだったので、シングルハイエストに相応しいパフォーマンスだったと言えるでしょう。

本日のトータルハイエストスコア14.80をマークしたのは、ラウンド1でインターフェアを取られていたグリフィン・コラピント。

あのインターフェアで今イベントはメンタル面でやられて早期敗退もあるかと思ってましたが、見事に立て直して勝ち上がってきました。

本日の結果でイベント敗退となったのはヒート順に、ホアキム・チャベス、マルコ・ミニョット、ライアン・カリナン、イアン・ジェンティルの4名。

本日の結果

ウイメンズ

ラウンド1~2において、際立ったトータルハイスコアをマークしたのはベティルー・サクラ・ジョンソン。

ラウンド1では同ヒートだけスコア的にずば抜けて高く、3位敗退となったレイキー・ピーターソンのスコア10.10は他のヒートなら勝ち上がっていたほど。

そしてベティルーがマークしたのは14.03とアクション系の波との相性の良さが突出していました。

本日のラウンド2はメンズ同様、ビッグネームも出場していたものの、ヒート1ではイベントワイルドカードのフランシスカ・ベセルコが敗退。

ヒート2は鼓膜が破れてしまったブリッサ・ヘネシーが棄権し、タティアナ・ウェストン・ウェブとルアナ・シルヴァのブラジリアン2名が不戦勝となることに。

ラウンド3に進むと、ヒート1でイエロージャージのモリー・ピクラムがガブリエラ・ブライアンに敗退の番狂わせが発生。

コンディション的には決してモリーが苦手とするわけではなく、波運に恵まれなかった印象で早期敗退となっています。

ラウンド3で見応えのあるハイスコアバトルを展開したのは、キャロリン・マークスとソイヤー・リンドブラッドのグーフィーフッター対決。

グーフィーフッターと言う事でバックサイドサーフィン勝負となり、2人共に8ポイント本台と7ポイント台をマークした末にキャロリンが勝ち上がる結果に。

ラウンド3におけるトータルハイエストがキャロリンで、2ndハイエストがソイヤーだったのでいかに熾烈なヒートであったのかをスコアが物語っています。

本日の結果

ハイライト動画

波予報

今イベント期間においてスーパーチューボスのコンディションが最も良くなると見られているのが11日。

波のサイズは午前中が6~10フィート、午後はサイズダウンが進んで5~7フィートの予報となっています。

11日はスーパーチューボスでメンズのラウンド3~4まで終了させることになると見られます。

まとめ

日本とポルトガルの時差は9時間で、日本が9時間進んでいます。

明後日のファーストコールとなる現地時間の3月11日午前7時は、日本時間では3月11日午後4時となります。

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公式サイト「MEO Rip Curl Pro Portugal

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