サーフィン以外のトレーニングの一環として、プロサーファーが最も取り入れているヨガ。
女性トップサーファーの大半はヨガを取り入れてますし、メンズではミスターパイプラインことジェリー・ロペスを筆頭に、トム・キャロル、ケリー・スレーター、テイラー・ノックスなど、名前を挙げればキリがないほど、ヨギサーファーは数多く存在します。
それだけヨガを取り入れるサーファーが多いということは、サーフィンする上において効果的であることは容易に想像できますね。
今回の記事は、ヨガがサーフィンにもたらす効果、そしてサーファーが取り入れるべきヨガのポーズなどをお届けします。
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サーファーにプラスとなるヨガの効果
ヨガと聞いて思い浮かぶのは、ゆっくりとした動作で特殊なポーズを取り、キープするといった流れではないでしょうか。
一連の動作を行う上で鍛えられるのが体幹や柔軟性。ヨガの呼吸法やメンタル面を除き、肉体面においてサーフィンの動作に直接リンクするのはこの二点ですね。
サーフィンでは不安定な波の上で体重移動を行うので、体幹を鍛えることでバランス感覚が高められ、不規則な動きをする波に対応しやすくなるのです。
また、しなやかでありながら体幹の強い体へと鍛え上げれば疲れにくくなり、長時間のサーフィンも可能になるので、海に入っていられる時間が長くなるということは上達のスピードも向上します。
サーフィンに役立つ3つのヨガポーズ
サーフィンに役立つポーズの一部として、今回はヨガインストラクターでありサーファーでもあるモニカ・ヴィラロボスがThe Inertia誌でお勧めしている3つのポーズを紹介します。
Side Planks / Vasishtasana
体幹の筋力と筋持久力を鍛えるポーズ。このポーズは、お尻または背中を通した動きを行うことで、腰を保護しながら安定感を増してくれます。
上記写真の基本ポーズにも慣れ、より負荷をかけたい方であれば、動画0:07~からのようなポーズにチャレンジして見て下さい。
4 Point Kneeling Exercise
4 Pointという言葉が示す通り、両手両膝の4ヶ所を床に付いた状態からスタートするポーズ。息を吸い込んだ後に吐き出しながら、例えば、右腕を上げるなら左膝を上げるといったよう、腕と膝の逆側を持ち上げる動作。
腕と膝を持ち上げた後は、数秒間、持ち上げた状態をキープし、それからゆっくりとスタートポジションへと戻す。10回を2~3セット行って下さい。
Vyaghrasana / Tiger Pose
基本的には前述のポーズと同様ですが、違いは背骨を弓なりに曲げ、片足を逆側の手で掴みながら持ち上げる点。背中の筋肉や脊椎を温めたり伸ばす効果があります。
また、体幹を強化したり、神経、リンパ、生殖システムを刺激する効果もあります。さらには、坐骨神経痛を患っている方にも最適とのこと。
まとめ
サーファーであれば、取り入れてみるべきヨガ。世界トップレベルのサーファーがここまでヨガをするということは、それだけで十分な説得力があると言えるのではないでしょうか。
ただし、ポーズを真似するだけでなく、実際に使う筋肉を意識しなければなりません。本来の目的とは異なる筋肉を使ったり、筋を痛めてしまう場合もありますので。
どんなことにも共通しますが、独学ではなく専門家から基礎を学ぶことが近道。安価な体験レッスンを受けられるヨガスクールもありますし、最近では男性の受け入れを行っているスクールも増えています。
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