6月に開催されたフィジーイベントを最後に、今年で19年目となったワールドツアー生活から引退する事となったベテランツアーサーファーのタジ・バロウ「Taj Burrow」(38歳)。
引退理由はサーフスキルの衰えではない事を証明するかのよう、ジョンジョン・フローレンスと対戦した引退ヒートでは、その日の他ヒートではロースコアが目立つ中、両者ともに9ポイント台を二本揃えるハイスコアヒートの末に僅差の敗退。
タジのレベルが、ワールドツアーにおいてトップレベルであることに変わらない事を見せつけましたね。
2016年WCTメンズ第五戦「フィジー・プロ」:三日目ハイライト
今回の動画は、引退後のタジ・バロウがホームで見せたフリーサーフィン映像をお届けします。
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引退後のタジと言えば、先月8月、モルディブのサルタンで開催された選ばれしレジェンドサーファーのみが参加するWSLスペシャルティイベントに出場。
引退直後の元ワールドツアーサーファーということもあり、見事に優勝を飾りました。
レジェンドによる2016年モルディブイベントのスラスター部門&最終結果
今後のタジは、フリーサーファーとしてサーフトリップがメインの活動になると口にしていましたが、ひとまずはホームでリラックスしているのか、今回公開されたのが西オーストラリアでのフリーサーフ動画。
それにしても西オーストラリアの波は凄いです。わざわざ国外にトリップしなくても、タジは十分過ぎる波を当てていますし。
また、引退直後とは言えタジのサーフィンは相変わらずのキレ。今後、コンテストサーフィンに縛られないことで、さらなる進化が見られるかと思うと非常に楽しみです。
タジ・バロウの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
タジ・バロウとディオン・アジアスが2016年初旬に訪れた中米パナマ
フィジーイベント@2016の今後の波予報&タジ・バロウの引退パーティーでモヒカン!?