10代の頃にタスマニアのシップスターン・ブラフにチャージした事で当時は大きな話題となったオーストラリア出身ビッグウェイブサーファーのローリー・タウナー(Laurie Towner)。
今でもビッグウェイブに強いのは周知の事実であり、日本国内では今年公開されたハリウッド映画「ポイントブレイク」のリメイク版「X-ミッション」にて、主人公ジョニー・ユタのスタント役に選ばれたほど。
今回の動画は、ローリー・タウナーがタヒチのチョープーで見せたビッグウェイブでの見事なまでのエスケープ映像をお届けします。
スポンサーリンク
チョープーのようなパワフルに巻き上げてくる波でのワイプアウトでは、波のフェイスを突き抜けて海中に沈むことは困難。
ワイプアウト動画では、波のフェイスを何度もバウンドしていき、最終的にはリップに吸い込まれて、ボトムに叩きつけられるシーンをよく目にしますね。
しかし、今回の映像においてローリーは見事に波を回避して、波の裏側に逃げることに成功。映像は以下となります。
動画を見ると、「この波は抜けられない」と瞬時に判断したと見られるローリー。早めの判断が功を奏し、上手く逃げることができたのだと思います。
ただし、ローリーによると「必ずしもこの方法が成功するわけじゃないんだ」とコメントを添えています。つまり、ビッグウェイブの経験値のみならず、運の要素も大きいのでしょう。
実際、ローリーもX-ミッションのスタント撮影では大怪我を負った経験があります。
ハリウッド映画「ポイントブレイク」のサーフスタント撮影中に発生した事故
リップに吸い込まれてボトムに叩きつけられれば、大怪我に至る場合も十分にあり得るので、リスクと常に紙一重の世界。プロサーファーは簡単そうにチョープーのバレルをメイクしますが、実はとんでもなく危険な世界であることが分かりますね…。
ローリー・タウナーと「ポイントブレイク」リメイク版撮影の過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
X-ミッションの撮影でハリウッドがチョープー(タヒチ)を貸し切ったサーフィン史に残る2014年9月
----------