2016年10月18日からウェイティングピリオドがスタートするWCTメンズ第十戦「メオ・リップカール・プロ・ポルトガル(Meo Rip Curl Pro Portugal)」。
ポルトガルの首都・リスボンから100キロほど北に位置するペニシェ(Peniche)を舞台にしたイベントであり、メンズのヨーロピアンレグ最終戦となります。
今回の記事は、10月18~29日にウェイティングピリオドが設定されたWCTメンズ第十戦「メオ・リップカール・プロ・ポルトガル(Meo Rip Curl Pro Portugal)」の情報をお届けします。
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イベントの冠スポンサー
今回のイベント名には二つの企業名が入っていて、「メオ(Meo)」と「リップカール(Rip Curl)」。リップカールは誰もが知る大手サーフブランドですね。
興味深いのは先頭に名前を冠したメオ。メオはポルトガルの大手通信会社です。ブラジルイベントの冠スポンサーである「オイ(Oi)」と同じですね。
数年前までのWCTイベントの冠スポンサーはサーフブランドであることが当たり前でした。メジャースポーツのように異業種が冠スポンサーになるということは、コンテストサーフィンの規模拡大に繋がる兆候ではないでしょうか。
ちなみにブラジルのオイは、ガブリエル・メディナ、フィリペ・トレド、アドリアーノ・デ・スーザ、シルヴァナ・リマといったブラジル国内ビッグネームサーファーのスポンサーにもなっています。
出場サーファー
今イベントを欠場するのは、すでに今シーズンの全イベント欠場を発表したオーウェン・ライトを除くと、ビード・ダービッジ、ミック・ファニングの2名。
リプレイスメント出場は、セバスチャン”シーバス”ジーツとダスティ・ペインになっています。
ワイルドカード出場は、フレデリコ・モライスとミゲル・ブランコのポルトガル出身の2名。フレデリコは昨年もワイルドカード出場し、クオーターファイナル進出という活躍を見せました。
波情報
ワールドツアーの公式波予報サイト「サーフライン」によると、現時点においてウェイティングピリオド初日の18日(火曜)と翌19日(水曜)は、コンテスト可能なコンディションとの予報。
同二日間は西から長周期のハリケーンスウェルが押し寄せ、18日午前は腰~肩サイズ、午後になると頭~オーバーヘッドまでサイズアップ。19日もスウェルは続き、午前中は肩~頭サイズ、午後はサイズダウン傾向とのこと。
まとめ
日本とポルトガルの時差は8時間で、日本の方が8時間進んでいます。イベントが18日(火曜)午前8時にスタートならば、日本時間は18日(火曜)午後4時となります、
ライブ中継は公式サイトから無料で可能となっているので、イベント詳細と併せてチェックして下さい。
公式サイト「Meo Rip Curl Pro Portugal」