波が小さい時や厚めの波質の時に使用するイメージが強いツインフィン。現在では主に、ボリュームのあるボードにツインフィンを装着して、ルースな乗り味を楽しむことが多いためではないでしょうか。
しかし、スラスター(3フィンの事でトライフィンとも呼ばれています)が一般化される以前はツインフィンが主流だったので、ツインフィンのハイパフォーマンスボードが当たり前だったと言われています。
今回の動画は、ラスティによる2017年モデルの最新サーフボード「ツインフィン」のボード解説およびテストライドの映像をお届けします。
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ハイパフォーマンスモデルのツインフィンということで、ノスタルジックな響きがするラスティの新モデル「ツインフィン」。モデル名もストレートなネーミングですね(笑)。
同モデルは、ラスティライダーであるジョシュ・カーの北カリフォルニアトリップ用としてデザインおよび製作されたそうです。
サーフボードのテンプレートは70年代後期~80年代初期のものを使用。そのテンプレートに対して、モダンシェイピング技術を取り入れたデザインになっているとのこと。
特徴はいくつかあり、まずはテールエリアのハードウィング。このウィングが、ソリッドなターンをする時に支点となると言います。
スムーズなレールの切り返しを可能にするため、ボトムデザインはシングルコンケーブ~Vee~ダブルコンケーブ。レールラインは、現代のハイパフォーマンスボードとほぼ同様。
対象となる波のサイズは、腰~頭半(波のフェイスで3~8フィート)。ジョシュはこのボードで頭サイズのソリッドバレルに乗り、いたく気に入ったそうです。
現代風の味付けが施されたかつてのハイパフォーマンスボードで、さらにはツインフィンと言うのはとても面白そうなボードではないでしょうか。
ラスティのボードモデルに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
ラスティ新モデル「Enough Said」に乗るジョシュ・カーのロッキーでのフリーサーフ動画