現地時間12月4日(ハワイ)、トリプルクラウン第二戦でありQS10,000イベントでもあるオアフ島ノースショアのサンセットを舞台にした「バンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン(Vans World Cup Of Surfing)」が終了しました。
優勝はジョーディ・スミス。昨シーズンは長期に渡り怪我に苦しんだジョーディにとって、今シーズンのWCTイベント「ハーレープロ」に続き、ビッグイベントでの優勝となりました。
2016年トリプルクラウン初戦「ハワイアン・プロ」はジョンジョンの優勝
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・イベントレポート
今イベントで注目だったのは、すでに今年はエディとワールドツアーを制したジョンジョン・フローレンスが、トリプルクラウンまでも制覇してしまうのかという点。
全3戦あるトリプルクラウンの初戦はジョンジョンが優勝しているので、否が応でも注目されます。しかし、ジョンジョンはラウンド4敗退という波乱の結果に。
一方、今年は珍しくトリプルクラウンにフル参戦しているケリー・スレーターは、初戦のハワイアンプロでは9位の成績を残し、今回はセミファイナル敗退の5位。
ファイナル進出には至っていないため、派手な印象を残していないものの、安定した成績を積み重ねています。
さて、今回のワールドカップのファイナリストになったのは、ジョーディ・スミス、フレデリコ・モライス、トリー・メイスター、タナー・グダスカスの4名。
WCTサーファーはジョーディのみで、フレデリコはトリプルクラウン初戦に続き、2イベント連続でファイナル進出という快挙。ファイナルでは、ジョーディとフレデリコが一本づつエクセレントスコアをマークし、バックアップスコアが勝負のカギを握ることに。
ヒート後半、フレデリコが逆転に必要なスコアは6.84。決してハイスコアではなかったのですが、残念ながらジョーディを捕らえるには至らず、ファイナルは終了しました。
・トリプルクラウンの総合ランキング(第二戦終了時点)
トリプルクラウン初戦に続いて優勝を逃したフレデリコですが、二戦連続準優勝の成績は大きなポイントをもたらし、ジョンジョンを抜いてカレントリーダーへとジャンプアップしました。
あまり目立っていないように見えるケリー・スレーターも、しっかりと5位というポジションにいるのは流石ですね。
トリプルクラウンも残すは最終戦となるパイプマスターズ。ウェイティングピリオドは12月8~20日となっています
*今イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
Vansによる公式サイト「Vans World Cup Of Surfing」
WSLによる公式サイト「Vans World Cup Of Surfing」
*トリプルクラウンのスケジュールは、下記リンク先からチェックして下さい。
2016年度トリプルクラウンのスケジュールなど各イベント詳細について
*バンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン最終日のハイライト動画
https://youtu.be/-nUtpi4VANA
*バンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン三日目ハイライト動画
https://youtu.be/2Hqd75Z0hIM
*バンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン二日目ハイライト動画
https://youtu.be/SWa6vdiZUgw
*バンズ・ワールド・カップ・オブ・サーフィン初日ハイライト動画
https://youtu.be/PprqNB-rupk