米サーファー誌による読者投票で人気サーファーを決める企画からスタートし、徐々に規模が拡大していったサーファーアワード(Surfer Awards)。
46周年となる今年のサーファーアワードは、現地時間12月6日、例年通りオアフ島ノースショアのタートルベイリゾートで開催されました。
昨年までは通称・サーファーポール(正式名:Surfer Poll Awards)と呼ばれていましたが、今年から名称が変更されたようですね。
今回の記事は、サーファーアワードの全部門の受賞結果や今年のポイントについてお届けします。
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目玉となる人気サーファー投票のトップは、メンズは予想通りのジョンジョン・フローレンス。3年連続の受賞ですが、3年前にジョンジョンにトップの座を奪われたケリー・スレーターは今年も2位となり、根強い人気を誇っています。
意外だったのはウイメンズのトップとなったカリッサ・ムーア。ウイメンズの場合、その年のワールドタイトル獲得サーファーとなるケースが大半なので、今年はタイトルレースにも絡まなかったカリッサが選ばれたのは、愛されキャラであることに他ならないでしょう。
今年最も注目されるべき点は、ベストバレル賞とベストマニューバ賞を受賞したアルビー・レイヤー。ビッグウェイブからアクションまで網羅した結果と言えるためです。
フリーサーファーであるアルビーはアンダーグランド界におけるジョンジョン的存在で、ようやく華々しい舞台に引っ張り出されたといった印象を受けます。今後のさらなる活躍に期待のサーファーですね。
受賞スピーチの主役は、やはりと言った感じのメイソン・ホー。メイソンは2部門受賞していて、チーズバーガーと登壇した「BEST SERIES」のスピーチが最高です(笑)。
各部門の受賞は以下の通りとなります。
*MEN’S SURFER POLL
1. ジョンジョン・フローレンス
2. ケリー・スレーター
3. ミック・ファニング
4. ガブリエル・メディナ
5. ジュリアン・ウィルソン
6. ジョーディ・スミス
7. フィリペ・トレド
8. デーン・レイノルズ
9. コロヘ・アンディーノ
10. メイソン・ホー
*WOMEN’S SURFER POLL
1. カリッサ・ムーア
2. タイラー・ライト
3. ステファニー・ギルモア
4. ココ・ホー
5. アラナ・ブランチャード
6. タティアナ・ウェストン・ウェブ
7. コートニー・コンローグ
8. ベサニー・ハミルトン
9. サリー・フィッツギボンズ
10. セイジ・エリクソン
*MOVIE OF THE YEAR
受賞:Let’s Be Frank(フランク・ソロモン出演)
*BEST SHORT
受賞:The Tempest(ステファニー・ギルモア出演)
*BEST SERIES
受賞:License to Chill(メイソン・ホー出演)
*BEST PERFORMANCE
受賞:ジョンジョン・フローレンス(Twelveのライディング)
*BEST DOCUMENTARY
受賞:Distance Between Dreams(イアン・ウォルシュ出演)
*BEST MANEUVER
受賞:アルビー・レイヤー
*BEST BARREL
受賞:アルビー・レイヤー(マウイ島ジョーズ)
*HEAVY WATER
受賞:グレッグ・ロング
*A.I. BREAKTHROUGH PERFORMANCE
受賞:メイソン・ホー
*AGENT OF CHANGE
受賞:Friends of Sunset Beach