日本から見て地球の裏側に位置し、直行便のフライトでアクセスすることができない南米。その南米の中で、ロングレフトのポイントブレイクを数多く有するのが太平洋に面したペルー。
緯度的には南半球に位置するペルーは、北半球とは季節が逆となるため、これから夏真っ盛りとなります。
今回の動画は、南米ペルー北部で今シーズン初となる北太平洋からのスウェルが届いたのことで、ローカルによって繰り広げられたバレルセッションの映像をお届けします。
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セッションが繰り広げられた舞台は、エクアドルとの国境からさほど遠くないペルー北部に位置するカボ・ブランコ(Cabo Blanco)。
通常、南半球のエリアがメインのサーフシーズンとなるのは冬場。南太平洋から発生する南寄りのスウェルによるもので、ペルーが会場のBWT(ビッグウェイブツアー)イベントのウェイティングピリオドも4~8月です。
しかし、カボ・ブランコといった北部エリアは赤道に近いためか、ハワイにビッグスウェルをもたらす低気圧による北寄りスウェルが、ハワイにヒットした数日後に到来するとのこと。
今回の動画で最も驚いたのはサーファーの数。0:48~を見ると分かりますが、とんでもない数のサーファーがラインナップに浮いています。サーフィン人気の高さが窺えますね。
ペルーと言えば、ウイメンズのワールドチャンピオンとなったソフィア・ムラノビッチの出身国。ブラジル同様、メンズもワールドツアーで活躍するサーファーが出てくるかもしれません。
ちなみに、今シーズンにおいて、ペルー出身サーファーでWQS最高位は137位のミゲル・トゥデラとなっています。