プロサーファーであっても異なる好きな波のタイプ。異性のタイプと同じで、一生寄り添いたいサーフスポット、たまには訪れてみたいサーフスポット、全く興味のないサーフスポットなど。
そのため、サーファーによっては、ワールドクラスと言われるサーフスポットであっても、興味のない場合があっても不思議ではありません。
今回の記事は、ブルース・アイアンズ「Bruce Irons」(37歳)が世界の有名サーフスポットの中から「MFK(Marry-F@ck-Kill)」を選んだ米サーファー誌の内容をお届けします。
スポンサーリンク
元ワールドツアーサーファーであり、2009/2010年シーズンのエディイベントで優勝経験のあるカウアイ島(ハワイ)出身のブルース。
そんなブルースに対して、以前、アルビー・レイヤーに行われたのと同じ企画が敢行されました。企画内容の詳細については下記リンク先からチェックして下さい。
アルビー・レイヤーが世界の有名サーフスポットから選ぶ「MFK」
・Marry:パイプライン(オアフ島)
ブルースが選んだのは、やはりと言うべきパイプライン。「ノースショアにいる時は、基本的にいつでもパイプでサーフするんだ」と話すブルース。
ブルースがパイプに魅了される理由は「ライトもレフトもあるからね。それに、バレルもあれば、エアーやターン向けのリッパブルなセクションもあるし。一生パイプでサーフできればハッピーだよ」とのこと。
*パイプライン関連の過去記事は下記リンク先から。
パイプマスターズを振り返ろう!これまでのベストライドとワーストワイプアウト
・F@ck:ジョーズ(マウイ島)
近年、バレルメイクも可能なハイパフォーマンス系ビッグウェイブスポットとして人気の高いジョーズ。特にエルニーニョ年となった昨シーズンは、何度もビッグウェイブセッションが繰り広げられました。
「2年前にジョーズで初めてサーフしたんだ。乗った波は一本だけ。パドルアウトするとラインナップはあまりに広大で、どこにいるのか分からなくなるレベルだったよ」
「オレが乗ったのは小さめだったけど、その裏から入ってきたセットが、それまでにパドルインでは見たこともないほどビッグサイズな上にバレルまで巻いてたんだ」
「必死にショルダーに逃げようとパドルしたんだけど、波に吸い込まれそうになったから、ボードから飛び降りて潜ったよ。結局、波に引きずり込まれたんだけど…」
「あの時に使ってたボードにはリーシュプラグが二つ付いてて、一本のストリング(紐)で繋げて強化してたのに、プラグは二つとも引き抜けて、ボードはどっかに流れていっちゃってね」
「かなり強烈な体験だったけど、ジョーズでまたサーフしたい。グラッシーコンディションのビッグサイズの時にでも、ジョーズらしいバレルをメイクしてみたいね」。
*ジョーズ関連の過去記事は下記リンク先から。
30ftプラスのマウイ島ジョーズで開催された2016/2017年BWT「ピアヒ・チャレンジ」
・Kill:ベルズビーチ(オーストラリア)
ワールドツアーイベント会場であり、キアヌ・リーブスが主演した映画「ハートブルー(原題:Point Break)」のラストシーンにもなっていたベルズビーチ。
非常に知名度は高いものの、波のコンディションが変わりやすいことから、ベルズの隣に位置するウィンキポップの方を好むサーファーも多いと言われています。
「どうでもいいことを口にするのもなんだけど、ベルズビーチはね…。オレは、オッキー、パーコ、トム・カレンじゃないから、今後ベルズに行くことはないかな」。
*ベルズビーチ関連の過去記事は下記リンク先から。
2016年リップカールプロ@ベルズ開催期間中のトッププロによるフリーセッション
まとめ
ビッグウェイブを得意とするハワイアンのブルースが、マウイ島ジョーズでのサーフ経験がほとんどないと言うのは意外な事実でした。
それにしても、おそらく波の衝撃を分散させるためにリーシュプラグを二つも使いながら、根こそぎ抜いてしまうジョーズのパワーは恐ろしく、そんなスポットで再びサーフしたいと考えるブルースも強烈です…。
参照記事:「MBK: BRUCE IRONS」
*ブルース・アイアンズの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
アンディの死から立ち直ったブルース・アイアンズをインスパイアするものは!?
2016年リップカールカップでバリ島を訪れたブルース・アイアンズのフリーサーフ
若手時代から才能溢れたブルース・アイアンズのアーカイブ映像特集