トウインサーフィン(ジェットスキーに牽引してもらいビッグウェイブに乗るスタイル)のパイオニアであるレイアード・ハミルトン「Laird Hamilton」(53歳)。
今やレジェンドサーファーのレイアードなので、サーフィン界のご意見番といった感じの存在となっているものの、レイアードが先日発した意見が物議を醸しています。
今回の記事は、レイアード・ハミルトンがシャークアタックに言及したコメントが女性差別と話題になっている内容をお届けします。
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近年、サーファーにとって海の脅威として、大きな話題の一つとして挙げられるシャークアタック。そのシャークアタックに関して、レイアードが以下のようなコメントを寄せて波紋が広がっています。
最も一般的かつ最大の理由は、生理中の女性が襲われていること。大半の人が考え付かない理由ということは分かっているけど、生理中の女性による海での出血が問題なのは明白だよ。
雷が鳴り響いている時に、避雷針を抱えて外で走り回っているのと同じくらい危険なんだから。
このコメントは、根拠のない主張であり、侮辱的な女性差別であるとの批判が起きています。
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校のサメ研究室のクリス・ロウ主席研究員によると「生理の出血は少量であるため、サメが嗅ぎ付けるのは非常に困難だろう」とコメント。
シャークアタックについては件数自体が少ないので、原因究明が非常に難しい問題だと思います。シャークアタック被害者の当時の状況など、同一パターンを絞り込んでいけば、全く同じ条件下で襲われたケースの数はとても少なくなりますし。
個人的には、レイアードの発言の良し悪しは置いといて、あらゆる可能性を考える必要はあるのかなと思います。
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参照記事:「LAIRD BLAMES PERIODS FOR SHARK ATTACKS…」