現地時間7月17日(南アフリカ)、Jベイ(ジェフリーズベイ)を舞台にしたメンズのCT第6戦「コロナ・オープン・Jベイ(Corona Open J-Bay)」が開催。
イベント三日目の本日は、予報とは裏腹なグッドコンディションに恵まれたことから、ラウンド2を終了させました。
今回の記事は、コロナ・オープン・Jベイ三日目となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。
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イベントレポート
本日のビッグニュースは、ラウンド2には出場していないケリー・スレーターの骨折について。ラウンド1を1位通過していたケリーの次なるヒートはラウンド3であったので、本日はフリーサーフィンしていたとのこと。
その際、クローズアウトのバレルで潰された時にサーフボードが足にヒットし、中足骨が折れてしまう結果に。そのため、今イベントは棄権するとのこと。
完治までには6週間ほど掛かる見通しのため、ケリーの大好きなチョープー(タヒチ)イベントも欠場の可能性が出てきました。
ケリー本人がSNSに投稿したレントゲン写真、そして骨折に至ってしまった際の映像は以下の通り。
Earlier today, @kellyslater sustained a foot injury while surfing Boneyards and has withdrawn from the #CoronaOpenJBay. #GetWellSoonKelly pic.twitter.com/RWHaQOWE2x
— World Surf League (@wsl) 2017年7月17日
さて、イベントに話を戻すと、本日は敗者復活戦のラウンド2ヒート3からスタート。上位陣で早期敗退となったのはコロヘ・アンディーノ。ヒート前半にハイスコアが期待できる波に乗ったコロヘ。
しかし、その波で4回目のバレルに入っていた時、ボディボーダーがドロップイン(前乗り)。ボディボーダーはすぐさまキックアウト(プルアウト)したので、ドロップイン直後にはコロヘはバレルで潰されていなかったことが分かります。
しかし、最終的にメイクには至らない結果に。その後はリズムが崩れてしまったのか、敗退となってしまいました。
*ドロップインのシーンは3:18~
https://youtu.be/dIN0CBOY9f8
本日の主役となったのは、五十嵐カノアと対戦したフィリペ・トレド。フィリペは今イベント初となるパーフェクト10に加え、バックアップスコアは9.63をマーク。
トータルスコアの19.63は、ラウンド1でジョンジョンがマークした19.37を上回り、今イベントにおけるトータルハイエストスコアとなっています。
これまでJベイ系のロングウォールには弱いと言われていたフィリペ。しかし、昨年のJベイではクオーターファイナル進出を果たしたり、とてつもないスピードでスキルアップを遂げています。
もはや小波最強サーファーなどという枠には囚われないレベルに達しましたね。最近ではジョンジョンでお馴染みのレイバックハックも武器に加えてバリエーションを広げたりと、柔軟に他のサーファーの良い点を吸収する姿勢を見ると、タイトルコンテンダーになる可能性が極めて高いと思えます。
本日のハイスコアライディング映像は以下の通り。
*セバスチャン・ジーツの9.83
And this is how @cbasszietz answers back... 👏👏👏 #CoronaOpenJBay https://t.co/rJ0dLqmovs pic.twitter.com/aHocyd4NbC
— World Surf League (@wsl) 2017年7月17日
*フィリペ・トレドの9.63
Olha essa onda do @toledo_filipe 😱 #CoronaOpenJbay AO VIVO 👉 https://t.co/rJ0dLqmovs pic.twitter.com/M2WT2zbquq
— World Surf League (@wsl) 2017年7月17日
*フィリペ・トレドのパーフェクト10
E temos o primeiro 10 em J-Bay! E é do @toledo_filipe 🇧🇷 #CoronaOpenJbay AO VIVO 👉 https://t.co/rJ0dLqmovs pic.twitter.com/JOGyp14D8t
— World Surf League (@wsl) 2017年7月17日
*ジョアン・ドゥルの9.00
.@JoanDuru 🏄 💪 #CoronaOpenJbay Rd 2, Heat 10 👉 https://t.co/rJ0dLqmovs pic.twitter.com/YfQQEkAcUT
— World Surf League (@wsl) 2017年7月17日
ハイライト動画
本日のヒート結果
今後のヒート表
波予報
今後の予報ですが、18日(火曜)の予報はエピックからベリーグッドに格下げとなったものの、非常に期待のできるコンディションになることでしょう。
現状としては、18日~20日までコンディションの良い日が続くので、この3日でコンテストを終わらせる可能性が高いです。
ちなみに、18~19日の早朝だけは風向きが悪いので、ここ最近の傾向として朝一は待機となり、現地時間の午前9~10時頃からスタートになるかもしれません。
*まとめ
日本と南アフリカの時差は7時間。日本の方が7時間早いので、現地時間の午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間は午後2時半となります。
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公式サイト:「Corona Open J-Bay」