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Photo: GoPro

サーファーにとって定番のアクションカメラである「GoPro(ゴープロ)」。

そんなゴープロから手軽な値段設定となったエントリーモデル「Hero(ヒーロー)」が2018年4月2日から国内販売開始となります。

今回の記事は、エントリーモデルと既存モデルとの比較、実際にゴープロを使用している私の見解をお届けします。


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ゴープロには「Hero(ヒーロー)」シリーズと「Session(セッション)」シリーズがあり、大きな違いはタッチディスプレイの有無で、セッションはディスプレイがない事で小型である一方、細かい操作はスマホとペアリングしなければならないという手間が掛かります。

今回のエントリーモデルはタッチディスプレイの付いたバージョンで、名称は「Hero」。これまでの「Hero」シリーズは新しくなる毎に付された数字が大きくなっていき、現在の最新版は「Hero 6」。

つまり、エントリーモデルは数字がないバージョンとなっています。ここからは廉価版ということで、これまでのヒーローシリーズの「Hero 6」や「Hero 5」と比べ、エントリーモデルの「Hero」ではカバーしていない主な機能を羅列します。

・4K撮影
・音声起動(Hero 6のみ)
・HDR 形式の写真撮影
・露出コントロール
・Protune
・GPS
・タッチズーム(Hero 6のみ)

気になる価格は、3万円を切る29,800円(税込)とのことです。ここからは「Hero 5」を使用している私の見解となります。

私の使用用途は主に、旅先での写真撮影とマウスマウントを付けてのサーフィン撮影。ゴープロは広角撮影(自分の目で見えるような範囲の光景をそのまま撮影可能)でき、姉妹サイトの「World Surf Travel」で使用している写真の半数以上がゴープロ撮影です。

写真の解像度については、ヒーロー5と6では12MP(メガピクセル)に対してエントリーモデルは10MP。個人的には、10MP以上になると違いを全く感じないほどなので問題ないでしょう。

気になるのは4K撮影できない点だと思います。ただ、私のゴープロでは4K撮影できるのですが使っていません。私の動画撮影の設定は、エントリーモデルでも撮影可能な「解像度:1080」に「FPS:60」。

4K撮影しない理由は、データ量がとてつもなく増える点に加え、現在の設定でも全く問題がないほど映像がキレイなためです。

さて、エントリーモデルで他にカバーされていない機能に目を向けると、一般的な写真撮影やサーフィン動画撮影では特に必要ないと思います。私に関して言えば、一切使用していませんし・・・。

そう考えると、エントリーモデルはとてもコストパフォーマンスに優れているので、ゴープロに興味を持っていた方にとっては手を出して見たくなるモデルではないでしょうか。

ちなみに、私が「Hero 5」を購入した最大の決め手は、5からハウジングを装着しなくても10メートルまでの防水性能が付いた点。サーフィン撮影では十分な水深で、これまでに故障はありません。

そして今回のエントリーモデルも、5や6と同じく最大10メートルの防水機能付きとなります。

最後に、少し調べていると2015年辺りにも同じ名前でエントリーモデルが発売されたそうなので、購入の際に間違わないように見分け方を。

今回のモデルは、5や6と同じくカメラレンズの下に「GoPro」の文字が入っていて、旧モデルは「HERO」となっています。また、新エントリーモデルの型番は「CHDHB-501-RW」です。

公式サイト「GoPro

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