先日終了したビラボンプロタヒチでの優勝が、CTイベント3勝目を記録したジュリアン・ウィルソン「Julian Wilson」(28歳)。
とても興味深いことに、ジュリアンがこれまでに優勝した2012年リップカールプロ@ポルトガル、2014年パイプマスターズのいずれもまた、ファイナルの対戦相手はガブリエル・メディナでした。
今回の記事は、ビラボンプロタヒチを制した際にジュリアン・ウィルソンが乗っていたサーフボードやフィンセッティングなどに関する内容をお届けします。
スポンサーリンク
ジュリアンにサーフボードを提供しているのは、ジェイソン・スティーブンソンのJSサーフボード。
JSとの契約前のジュリアンは色んなボードを試すためにボードブランドと契約していなかったのですが、JSのボードはコンスタントに調子が良いとのことで契約に至りました。
さて、チョープーでジュリアンが乗っていたJSのモデルは「Forget Me Not」で、テール形状はラウンドピン。
WSL(ワールドサーフリーグ)によるジュリアンの体型は身長180センチ(5'11")体重79キロ(176ポンド)で、ボードのディメンションは「6’1/2" x 18 3/4” x 2 7/16” x 28.6L」。
今回使用していたグッドウェイブ用ボードに乗る時は、コンディションに応じてクアッドもしくはスラスターを選択するジュリアン。例えば、フィジーイベントでは主にクアッドセッティングだったそうです。
一方、タヒチでは最初の二日間はスラスターで出場。その理由としては、バレルの中でのスローダウンはスラスターの方が容易とのこと。
コンディションがクリーンになってきた3日目の最終日は、今度はロングバレルなどを狙うためにスピードの出るクアッドを選択したりと使い分けていたようです。
----------
参照記事:「The Surfboard That Broke Gabriel Medina's Heart」
----------