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今年2023年シーズンで2年連続でワールドタイトルを獲得したブラジルのフィリペ・トレド「Filipe Toledo」(28歳)。

以前であれば相反した特徴と言えるエアゲームとレールゲームの両方をレパートリーに備えているので、はっきり言って無双と言えますし。

そんなフィリペの2023年シーズンを振り返る動画が公開。

今回の動画は、WSLがリリースしたフィリペ・トレドによる2023年CTイベントにおける9ポイント以上のライディング映像をお届けします。


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過去を振り返って見ると、レールゲームを武器としたパワーサーファーでワールドタイトルを獲得した最後のサーファーは、2015年のアドリアーノ・デ・スーザでしょう。

その後、ジョンジョン、ガブリエル、イタロ、フィリペと誰もがレールゲームとエアゲームの両方を得意としているので、トップに求められるスキルレベルが上がったと言えます。

とは言え、特にガブリエルとフィリペは10代からCTサーファーとして活動していて、10代の頃はエアリアルのみが得意と言った印象が強かったです。

実際に2人はレールゲームのトレーニングに専念するようになってからワールドタイトル獲得に至っているわけですし。

さて、今年もワールドチャンピオンとなったフィリペですが、WSLファイナルについて語ったネイザン・フローレンスとコア・ロスマンのポッドキャストが興味深かったです。

WSLファイナルでは、レギュラーシーズンでランキング1位だったフィリペが、自身を除くトップ5がトーナメントを行い勝ち上がってきたサーファーとタイトルマッチを行う展開。

そしてタイトルマッチに勝ち進めてきたのはイーサン・ユーイングでした。

ネイトとコアによると、タイトルマッチ前のイーサンのサーフィンは好調そのもので、タイトルを取るのではと思ったほどだったとか。

ですが、タイトルマッチが始まるとフィリペのライディングスピードが圧倒的にイーサンよりも早くて驚かされたとのこと。

プロの目から見て、トップレベルでもそこまで実力の差があると言うのは非常に興味深い内容ではないでしょう。

フィリペ・トレドの今年の過去記事