昨年2016年に今シーズンでのツアー引退をほのめかした11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(45歳)。
そこで、今年2017年シーズンがワールドツアー最後の年になるかもしれないとのことでスタートしたドキュメンタリーシリーズ「Continuance」。
今回の動画は、南アフリカのJベイ(ジェフリーズベイ)でのケリー・スレーターを追った「Continuance」のパート2をお届けします。
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ケリーが初めてJベイを訪れたのは1993~1994年辺りのこと。イルカが波に乗り、フラミンゴが頭上を飛び、アウトではシャークの姿まで。「クレイジーだけど、これぞアフリカ」と感じたそうです。
そんなケリーのJベイでのCTイベントについては、みなさんご存知の通りですね。ラウンド1を1位通過し、その後の波予報が良かったので好成績の期待がかかったケリー。
しかし、フリーサーフィン中に足の指を二本も骨折するという、ケリーのキャリアにおいて最大の怪我を負い、イベントを欠場する結果となりました。
上記についてはすでに幅広く知られている情報ですが、今回の動画はケリーの内面が垣間見えるシーンもあります。
ワールドタイトルを狙うケリーレベルのサーファーであれば、ヒートに集中するためにも一人の時間も大切にしたいはず。しかし、ケリーが滞在するのはホテルではなく友達の家。
ケリーにとって世界各地で暮らす友達と同じ時を過ごすことで家族のような存在となり、幅広い意味での家族といる時間が心地良いとのことです。
もう一つピックアップされているのが、以前に当ブログでも紹介したダーバンを拠点にするNGO団体「Surfers Not Street Children」。
同団体に興味を持っていたケリーはダーバンを訪れようと思っていたものの骨折したので、Jベイへと同団体の関係者がやって来て会話を交わす一幕も収録。
実は同ドキュメンタリーの内容はプロデューサー任せではなく、ケリーもしっかりと関わっているそうです。
そして「Surfers Not Street Children」をフィーチャーした理由は、ケリーの知名度を使って多くの人に知ってもらい、支援の輪を広げたりとベターな方向に向かってほしいとの思いからだそうです。
さて、すでに今季ワールドツアーから離脱したといってもおかしくないケリーですが、ケリーのライフスタイルやリハビリの様子などを追ったパート3が製作されてほしいなと願っています。