8月に開催されたQSイベントしては最もグレードの高いUSオープンで見事優勝を果たした五十嵐カノア「Kanoa Igarashi」(19歳)。
そんなカノアのUSオープン開始前の一週間、世界最大手サーフィンサイトのサーフラインが密着していたとのこと。
今回の動画は、サーフラインによるUSオープン前から優勝までの五十嵐カノア密着映像をお届けします。
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今回の動画では、サーフボードのピックアップ、仲間とのゴルフ、ヘアーカット、トレーニング、フリーサーフ、USオープンでのサーフシーンなどプライベートに至るまで収録。
USオープン優勝後にはインタビューも行われ、その内容も映像には使用されています。ただし、会話は英語のため、個人的に興味深かった部分だけをピックアップしておきます。
カノアと言えば、両親は日本人でありながらアメリカ育ちという環境。本人はどのような意識を持っているのか?
「僕はアメリカンサーファーとして育ってきたけど、100%日本人なんだ。家では日本語を喋って日本食を食べたり日本のカルチャーの中で育ってきたし、親族はみんな日本で暮らしてるから」。
「だから、日本人とアメリカ人の割合で言うと半々ってところ。アメリカ国旗を振ることは自然なことだけど、オリンピック関係なんかで日本国旗を振ることになっても、それはそれでハッピーだね」。
18歳という若さでワールドツアーにクオリファイしたカノア。メンズではガブリエル・メディナ、フィリペ・トレド、コロヘ・アンディーノが最年少記録の17歳でツアー入りしていますが、それでも18歳はかなりの早さ。
その点についてカノアは以下のようなコメントを残しています。
「目標としては20~21歳くらいでのクオリファイを目指してたんだ。今は19歳だから、僕の人生の青写真よりも数年スケジュールが早まったことになるね」。
「だから、この期間はボーナスとして色々と学んでいって、当初の20~21歳頃から本当の目標(ワールドタイトル獲得)がスタートするんだ」。
さて、着々とコンテストシーンにおけるキャリアを築き上げているカノア。次なるターゲットはCTイベント優勝だと思うので、その瞬間が訪れるのを楽しみにしたいですね。