前回のレオ&カノア編に続き、チャプター2となる今回のサーファーは16歳のジェイク・マーシャル(撮影時は15歳)。チャプター1は、下記リンク先から参照して見て下さい。

The Young Professionals チャプター1:レオ&カノア

意外に思われるかもしれませんが、アメリカ人(ハワイアンを除く)サーファーでワールドツアーに名を連ねるサーファーはわずか。世界トップ34から構成される2015年度のツアーメンバーを見ても、ケリー・スレーター、ブレット・シンプソン、CJホブグッド、コロヘ・アンディーノ、ナット・ヤングの5名のみ。

アメリカ期待の若手サーファーであるジェイクは、カリフォルニアのエンシニータス出身。周りのほとんどがサーファーという環境で育ったため、自然とサーフィンを始めたと言います。そんなジェイクの大きな特徴は、謙虚であり、周りの意見に耳を傾けて吸収する点。


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コーチでありシェイパーでもあるクリスによると、一切不満を漏らさないジェイクは、大人のアドバイスをしっかりと聞き、すぐに学んでいくとのこと。ジェイク本人は、これほどまでにサポートしてもらえるには理由があり、みんなが信じてくれているよう、自分自身の可能性を信じていると言います。

サーフィンにおいては、どこにトリップに行ったとして、出来る限り準備万端の状態に仕上げているため、旅先では自分のサーフィンをするだけとのこと。つまり、ベストコンディションにあるとの自負があるため、迷いのないサーフィンができるという事ですね。

レオ&カノア同様、トリップ主体の生活を送るジェイク。来年の予定だと、ホームにいるのはわずか3ヶ月ほどとのこと。ただ、トリップ自体は好きで、ホームを離れることのできない人もいるのに、自分は異なる世界を見ることができるのは恵まれてると言います。

サーフィンは進化し続けていて、マスターすることはできないので、日々上達していきたいと話すジェイク。その一方、16歳にして、すでにプロサーファー引退後の生活まで考えているとのこと。

謙虚でありながら、大人びたスマートな思考を持つジェイクが、数年後にはワールドツアーの扉を開くのか楽しみなところです。

(注)デバイスによっては動画が見れない場合もあるので、その際は動画元となる下記リンク先からチェックして下さい。

動画元へのリンク先


*ジェイク・マーシャルの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

若くしてパワーサーファーとして成長するジェイク・マーシャル