今年5月にフランスのビアリッツで開催されたISAイベント。同イベントは2020年東京五輪を見据えての開催となったため、CTサーファーなども出場しました。
各国がオリンピック代表候補などを揃えての開催となったので、フランスからほど近いスペインにあるウェイブガーデン社は、最新造波装置「ザ・コーヴ(The Cove)」のテストライドに招待したとのこと。
今回の動画は、ISAイベントに出場した複数の国のサーファーやコーチなどがウェイブガーデンのデモ施設を訪れ、ザ・コーヴを体験した映像をお届けします。
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ザ・コーヴのテストライドに訪れたのは、フランス、スペイン、アメリカ、日本、イギリス、中国、ドイツ、スコットランドの代表チーム。
いずれの国のサーファーやコーチは、ザ・コーヴが発生させる波のクオリティに例外なくストークしている様子が伝わってきます。
フランス代表のCTサーファーであるジェレミー・フローレスは、「今日みたいに海がフラットな時は、トレーニングとして最適だね」とコメント。
日本チームのコーチを務める元WSLジャッジのウェイド・シャープは「この技術はサーフィンの新たな扉を開いたね。これこそ、まさにフューチャーだと思うよ」とのこと。
海でのサーフィンでは不可能と言われる反復練習を可能にしてしまうウェイブプール。しかも、波は8秒おきに発生するので、一日のサーフィンの練習量が海と比べて数倍にもなることでしょう。
スモールコンディションとなる可能性が高い東京五輪を考えると、最強のトレーニング施設になるであろうウェイブガーデンのザ・コーヴ。
今後、世界中で建設予定地の増加が加速していくのではないでしょうか。
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参照記事:「Olympic National Surf Teams train in the Wavegarden Cove」