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Photo by Tony Heff/World Surf League

現地時間2024年2月17日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのサンセットビーチが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第2戦「Hurley Pro Sunset Beach」が開幕。

イベント初日となった本日は、サンセットらしい広大なプレイフィールドが広がるコンディションの中でメンズのラウンド1~2が開催となりました。

今回の記事は、2024年ハーレープロサンセットのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

メンズのみながらフル開催となった本日。

これで今後の進行が一気に楽になったと言えるので良かったですし、波自体もかなりグチャグチャなのかと思いきやバレルもあったりと見応えのある1日となりました。

本日のシングルハイエストスコア9.33、トータルハイエストスコア15.50をマークしたのはジョーディ・スミス。

あのロングバレルを抜けてきたのは圧巻のパフォーマンスでした。

ジョーディの勝利者インタビューは以下の通り。

オフシーズンはとにかくトレーニングに専念してきた。

ここ3年ほどはトレーニングにそれほど力を入れてなかったけど、ルーキーたちの存在によって刺激を受けて昔のように取り組めるようになった。

しっかりと努力したからこそ、良い事が起きるんだろうね。

サンセットだと基本的にオープンフェイスを見つけてターンするサーフィンがメインだから、バレルセクションに遭遇できるのは本当に運のみ。

そんなラッキーが今日の僕に巡って来たってことなんだ。

ジョーディには及ばなかったものの、本日2番目のトータルハイスコア14.83をマークしたのはジョンジョン・フローレンス。

ホーム開催イベントと言う事で安定感のあるパフォーマンスは健在で、対戦相手の2人がトータルで2桁に達せなかったシチュエーションを考えると尚更です。

ジョンジョンの勝利者インタビューは以下の通り。

基本的にターンのセクションを狙っていたのに、ダブルアップのバレルばかりゲットできてラッキーだった。

サンセットは動いている水量が凄くてラインナップはタフだから、ラウンドアップできてストークしてる。

今年は長い戦いになるから、とにかく着実に前に進み続けるのみ。

パイプイベント後に少し休憩が取れてからの再開になったのは助かったね。

話題となったライディングで言えばイーサン・ユーイングの8.00。

コンテストサーフィンと言うより、ツインフィンでのフリーサーフィンのように優雅なラウンドハウスカットバックはハイブリッドな印象をもたらしました。

スタイルを追求してきたイーサンらしさ全開のパフォーマンスと言えますね。

近年ではスタイル系と言えばマイケル・フェブラリーなんかもCT経験がありますが、ツアー入りしたもののリクオリファイを果たすことができませんでした。

そのため、スタイルとコンテストは相性が合わないと思っていましたが、イーサンが新たな道を切り開き始めているように感じます。

本日はラウンド2も開催されたと言うことで、すでにイベント敗退者が出ることに。

カイ・レニー、キアヌ・アシン、ラムジ・ボウキアム、カラム・ロブソンの4名が早期敗退の結果となりました。

本日の結果

ハイライト動画

波予報

明日18日は本日よりもサイズアップし、午後になると風向きがオフショアとなり徐々にコンディションはクリーンになってくる見込みです。

ただ、本日メンズのラウンド1~2まで終了できたことを考えると、残りは最もコンディションな良さそうな見込みとなっている20~22日の3日連続開催で終わらせそうな気がします。

ちなみに、19日はアメリカの祝日と言う事で波予報はかなり良さそうですが、イベントはオフになります。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。

明日のファーストコールとなる現地時間の2月18日午前7時45分は、日本時間では2月19日午前2時45分となります。

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公式サイト「Hurley Pro Sunset Beach

2024年ハーレープロサンセットの過去記事