レイキー・ピーターソン Photo: WSL / STEVE SHERMAN

現地時間9月14日(アメリカ)、カリフォルニアのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)を舞台にしたウイメンズのCT第7戦「スウォッチ・プロ(Swatch Pro)」が開催。

イベント四日目の本日は、ラウンド4~クオーターファイナルまで終了し、セミファイナリストが決定しました。

今回の記事は、スウォッチプロ四日目となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。


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イベントレポート

前日のラウンド3にて、タイラー・ライトとコートニー・コンローグが3人ヒートで3位敗退という結果になったことから、本日はトップシード同士が対戦する珍しい組み合わせとなりました。

最初のビッグカードとなったのは、ランキングトップのタイラーと4位のステファニー・ギルモアによるラウンド4のヒート1。

同ヒートはまともなスコアを出せないタイラーを尻目に、ステフが9ポイント台を二本揃える調子の良さで圧勝。今季のタイラーは、最低イベント結果が5位だったので、今季初の9位に終わりました。

*ステファニー・ギルモアの9ポイント台ライド×2@ラウンド4

ラウンド4で好調だったステフは、ランキングを上げるためにもさらなるラウンドアップが必須でしたが、クオーターファイナルで8.93ポイントを二本マークしたシルヴァナ・リマに敗退。

ステフの調子は決して悪くなく、対戦相手によっては勝ち上がれるスコアだったのでしたが、組み合わせが悪かったですね。

今イベントのシルヴァナは、これまでのイベント結果が嘘のように調子が良く、3人ヒートのラウンド1とラウンド3はいずれも1位通過を果たしています。

シルヴァナは現QSランクトップで、すでに来季のワールドツアー残留をQSで決めているので、伸び伸びとサーフできているのかもしれません。

*シルヴァナ・リマの8.93@クオーターファイナル

クオーターファイナルでは、こちらも組み合わせの悪さからCTランク2位のサリー・フィッツギボンズと3位のコートニー・コンローグが早くも直接対決。

両者のトータルスコアの差は1ポイント未満という僅差の勝負となり、競り勝つ事となったのはコートニー。過去2年はCTランク2位でタイトルを逃したコートニーが、いよいよ追い上げてきました。

コートニーは今イベントでファイナル進出を果たせば、ランキングトップの証であるイエロージャージを手にすることになります。

さて、タイトルレースを離れると、本日のベストヒートとなったのはクオーターファイナルでの「レイキー・ピーターソン」vs「カリッサ・ムーア」。

二人合わせて9ポイント台後半が3本も出た同ヒートは、現ウイメンズサーフィンの頂点を示していると思います。特にレイキーのスピードとパワーは強烈なので、是非とも動画をチェックして下さい。

*レイキー・ピーターソンとカリッサ・ムーアのQFヒート2ダイジェスト動画
https://youtu.be/iGlkXVe9bUs

今後のヒート表

本日のヒート結果

波予報

明日からは波がサイズダウン傾向となるので、最もサイズが残る明日15日(金曜)が男女共にイベント最終日の予定となっています。

まとめ

日本と現地(サマータイム時)の時差は、日本の方が16時間進んでいます。現地時間の9月15日午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間は9月15日午後11時半となります。

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