今年2017年シーズンのメンズCTイベントは、残すところポルトガルとハワイでの2イベントのみ。
昨年はジョンジョン・フローレンスがポルトガルイベントでワールドタイトル獲得を決めたので、タイトルレースも大詰めと言えますね。
今回の記事は、ポルトガルイベントを目前とした現在、メンズのワールドツアーにおける今季タイトルレースのシナリオをお届けします。
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WSL副コミッショナーのレナート・ヒッケルによると、今季はランキング争いが接戦となっていることから、最終イベントのハワイまでタイトルレースが持ち越しになる可能性が高いと見られるメンズCT。
ポルトガルイベント前において数字上はタイトルレースに絡んでいるサーファーは8名(下位のサーファーは上位陣がまとめて早期敗退を喫し、自身は優勝などといったミラクルが起きない限りあり得ませんが)。
ランキング順に以下の通り。
1位:ジョンジョン・フローレンス
2位:ジョーディ・スミス
3位:ガブリエル・メディナ
4位:オーウェン・ライト
5位:マット・ウィルキンソン
6位:ジュリアン・ウィルソン
7位:アドリアーノ・デ・スーザ
8位:フィリペ・トレド
ここからはランキングトップのジョンジョンのポルトガルでの結果に応じ、ハワイへとタイトルレースが持ち越されるシナリオを羅列します。
*ジョンジョンが優勝の場合、ジョーディは5位以上でタイトルレースはハワイへ持ち越し。
*ジョンジョンが準優勝の場合、ジョーディは9位以上またはガブリエル、オーウェン、ウィルコの3名のいずれかが優勝すればタイトルレースはハワイへ持ち越し。
*ジョンジョンが3位の場合、ジョーディは25位でもタイトルレースはハワイへ持ち越し。
こう見ると、やはりポルトガルでタイトルレースが終わりを迎える可能性は低いかと思いますが、ジョンジョンはポルトガルイベントのディフェンディングチャンピオン。
しかも、パイプマスターズが開催されるオアフ島ノースショアはホームでのイベントとあり、ジョンジョン有利かなといった印象を受けますが、どうなるのでしょうか!?非常に楽しみですね。
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参照記事:「Pipeline, Not Portugal, Will Probably Decide the World Title」