オーストラリアの東海岸の中でもクラシックスポットとして知られるレノックスヘッド。
ワールドツアー初戦会場のスナッパーロックスから90キロ弱、バイロンベイから20キロほど南に位置するエリアです。
今回の動画は、オーストラリアの有名ポイントブレイクを紹介するシリーズ動画の中でレノックスヘッドをフィーチャーした映像をお届けします。
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ポイントブレイクと言うと、波のピークが毎回同じ場所でブレイクするサーフスポットという認識を持つ日本人サーファーが多いのですが誤った理解です。
ビーチ(砂浜)ブレイクやリーフ(岩場)ブレイクなど、ブレイクの前の部分がサーフスポットの特徴を示している通り、ポイントブレイクの「ポイント」は海岸線の突端や岬を意味します。
岬にヒットしたスウェルは回り込むように岬に沿ってブレイクしていくスポットなので、ビーチのようにライトとレフトの両方がブレイクすることはありません。ちなみに、岬はヘッドランドと呼ばれたりもします。
さて、そんなポイントブレイクのレノックスヘッド。アダム・メリングやスチュアート・ケネディなどCTサーファーを輩出したり、スレーターデザインズのシェイパーであるトモこと、ダニエル・トムソンのホームでもあります。
個人的に気に入っているシーンは、チラッと登場するトモの父親であるマーク・トムソン。以前にも紹介しましたが、マークもシェイパーであり、サーフマットの改良に力を入れています。
そのマークによるサーフマットライディングを見ると自由な雰囲気が伝わってきて、思わずニヤッとしてしまいます。