今年頭のワールドジュニアチャンピオンシップをもって、ジュニアイベントから卒業したジェイク・マーシャル「Jake Marshall」(19歳)。
ジェイクと言えば、南カリフォルニア出身の若手サーファーとしてはグリフィン・コラピント同様、CT入りが期待されるサーファーですね。
今回の動画は、ジェイク・マーシャルの今シーズンにおけるフリーサーフィン映像をお届けします。
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実は昨年末、足の骨折によりコンテストシーズンの締めとなるハワイシーズンを見送っていたジェイク。足の負傷から復帰したのは1月頭からスタートしたワールドジュニアチャンピオンシップでのこと。
ワールドジュニアではサーフィンできる状態までに回復はしていたものの、自信を持ってヒートに臨めるレベルには達していなかったと言います。
ワールドジュニア終了後は、いよいよ初のフル参戦となるQSシーズンのスタート。注目度の高い若手サーファーの大半にとって、初のフル参戦となるシーズン目標は、翌年からハイエストグレードの出場権を得るためにトップ100入りすること。
なのですが、ジェイクの現QSランクは130位で、今季ハワイシーズンは参加しないのでさらにランキングを落とすことになります。では、思っていたほどの結果を残せなかった理由とは!?
実は足の骨折以外に、肩の脱臼に悩まされることになったジェイク。実に3回も脱臼を繰り返していたのです。
チリで7月に開催されていたQSイベントで2度目の脱臼をすると、さすがに周りからは手術を勧められたそうですが、シーズン中ということでリハビリに時間を割くのは惜しいのでサーフィンを続けることに。
しかし、ポルトガルでのQS10,000イベント中に三度目の脱臼を経験し、ついに手術して完治を目指すことを決意。そのため、今季もまたハワイシーズンを逃す事となりました。
本人による目標復帰時期は、1月終わりに開催となるオアフ島ノースショアのパイプラインを舞台にしたパイププロ。
あまり上手くいっていない結果の裏には、身近な人以外は知りえない様々な事情があったということですね。完全復帰するであろう来シーズンのジェイクの活躍を楽しみにしたい所です。
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参照記事:「Watch: The Evolution of Jake Marshall, in "Redline"」