現地時間11月20日(ハワイ)、2017年トリプルクラウンの初戦となるハワイアンプロが終了しました。
QS10,000イベントながら多くのCTサーファーが出場となるハワイアンプロを制したのは、CTサーファーのフィリペ・トレド。
今回の記事は、トリプルクラウン第二戦であり今季ラストとなるQSイベント「バンズワールドカップ」を前にしたQSランキングに関するニュースをお届けします。
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誰がトリプルクラウンを制覇する事になるのかも然ることながら、注目度が高いのはQSランキング。QSサーファーにとっては今シーズンの集大成となりますからね。
QSからCT入りするための基本的条件はQSでトップ10入りすること。そこで、トップ20までのランキングをチェックしましょう。
ハワイアンプロ終了後のトップ10ランキングは、あまり大幅な変動はありませんでした。トップ10の顔ぶれ自体は、イタロ・フェレイラが10位にランクアップしたことで、マイケル・ロドリゲスが11位にランクダウンしただけなので。
トップ10内での変動として、ハワイアンプロで準優勝となったグリフィン・コラピントは、5ランクアップでQSランク2位となり、CT入りを確定させました。
これほどまでに上位陣のランキングに変動がなかったのは、あまりQSイベントに出場しないCTのトップシードが好成績を残したためです。
ハワイアンプロのセミファイナリスト(8名)を見ると、QSサーファーはグリフィンとトーマス・エルメスの2名のみでしたからね。
さて、来シーズンのCT入りとなる想定ポイントのボーダーラインは19,000ポイント。現在のランキングで言えば、QSランク6位のウィリアン・カルドソまでですね。
そのため、7位以下のサーファーはまだまだランキングの変動はあり得る事でしょう。また、12位のフィリペや13位のジョーディがトップ10入りして、ダブルクオリファイとなる可能性もあったりとQSランク7位以下のサーファーはとてつもないプレッシャーにさらされていると思います。
ちなみに、バンズワールドカップでの順位(セミファイナル進出以上)に応じた獲得ポイントは以下の通り。
1位:10,000
2位:8,000
3位:6,700
4位:6,300
5位:5,300
7位:5,100
最後に、日本人サーファー最高位の大原洋人は現QSランク24位で獲得ポイントは11,580。もしもバンズワールドカップで優勝すると、10,000ポイントが加わり、ワーストの1,100を削除するのでトータルは20,480ポイント。
2位の場合ならば18,480ポイントなので、自力でのクオリファイのためには厳しいですが優勝という結果が求められます。
*2017年ハワイアンプロ最終日ハイライト
https://youtu.be/oqQA2z4RbCE
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公式サイト「Hawaiian Pro」