現地時間11月27日(マウイ島)、2014年度ASPウイメンズワールドツアー最終戦ターゲット・マウイ・プロが終了しました。イベントを制したのはカリッサ・ムーア、2014年度ワールドチャンピオンはステファニー・ギルモアとなりました。

2014年度ASPウイメンズワールドツアー最終戦ターゲット・マウイ・プロ:初日ハイライト

2014年度ASPウイメンズワールドツアー最終戦ターゲット・マウイ・プロ:二日目ハイライト

波乱続きとなった本日、クオーターファイナルのヒート2に登場したステファニーがいきなりの敗退。サリー・フィッツギボンズとタイラー・ライトにチャンスが訪れました。

しかし、ヒート3に登場したサリーもまさかの敗退。この時点で、タイトルレースはステファニーかタイラー・ライトに絞られました。ただし、タイラーはイベント優勝が必須。優勝すれば、ステファニーと同ポイントとなるので、Surf-Offと呼ばれるマンオンマンでの再戦となります。

クオーターファイナルを勝ち上がったタイラーは、勢いそのままにファイナル進出を果たし、2013年度ワールドチャンプのカリッサと対戦することになりました。しかし、ここでタイラーはリズムを崩すことに。

タイトルレースの中でもチャンスの低かったタイラーにとって、ワールドタイトルが現実味を帯びてきたせいなのか定かではありません。ヒート序盤、プライオリティを持っていたタイラーは、セットの波が入ったのにポジションが悪くてカリッサに乗られたりと、明らかに普段のタイラーらしくない展開に。

こういった些細な事で流れが変わることはコンテストではとても多く、流れが途絶えたタイラーを尻目に、カリッサが今シーズン3度目となるイベント優勝を果たしました。そして、ステファニーが6×ワールドチャンプに輝きました。


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