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先月2017年12月に開催されたパイプマスターズのトライアルで優勝を果たした元CTサーファーのダスティ・ペイン「Dusty Payne」(29歳)。

そのダスティがハワイのオアフ島ノースショアのバックドアでサーフィン中にワイプアウトし、救急車で搬送されることに。

今回の記事は、ダスティ・ペインによるバックドアでの負傷に関するニュースをお届けします。


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事故が発生したのは現地時間の2018年1月8日午前のこと。バックドアの波に乗ろうとしたダスティがテイクオフ直後にワイプアウトしたことで、事態は急変しました。

真っ先に救助に駆け付けたのは、バックドアで水中撮影していたノースショアのフォトグラファーのケオキ・サギボ。ケオキによると現場の状況は以下の通り。

ダスティはリップに吸い込まれて、頭部からリーフにヒットしたんだと思う。すぐにダスティのもとへ移動したんだけど、その間にも3本以上のセットを喰らっていて、ボードはトゥームストーン(垂直に立った状態)になってたね。

ようやくダスティのもとに辿り着くと、ダスティの意識はなく、頭部は怪我を負ってた。額からリーフにヒットしたみたいで、眼窩と顎が酷い状況になってたよ。

意識を失っていたのは、ビーチに辿り着くまでの3~4分だったと思う。ビーチまで連れ戻した後はライフガードに任せたんだけど、ダスティが水を吐き始めてたから、良い兆候じゃないかな。

最悪な事態もあり得たと思うから、ダスティはスーパーラッキーだったね。海で誰かが叫び声を上げれば、何かマズい事態になっていることをサーファーなら誰しも分かるし、今回も多くのサーファーが救助に駆け付けてくれて本当に嬉しかったよ。

病院に搬送後のダスティは、現在は怪我の治療を受けているという事です。また、ケオキによると病院にはダスティの仲間が集まり、すでに意識を取り戻して反応もあると言います。

オアフ島ノースショアは波もローカルもハードコアですが、サーファー同士の結束力の強さには見習うべき点が多いですね。ダスティの早い回復をお祈りします。

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参照記事:「DUSTY PAYNE HOSPITALIZED AFTER BACKDOOR WIPEOUT