ホームでは最後となるCTイベントを終えたミック・ファニング Photo: WSL / ED SLOANE

現地時間2018年3月14日(オーストラリア)、ゴールドコーストのスナッパーロックスをメイン会場としたメンズCT初戦「クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト(Quiksilver Pro Gold Coast)」が開催。

一日ぶっ通しで開催となった本日は、メンズのみの開催となりラウンド3~4が終了しました。

今回の記事は、クイックプロ@ゴールドコーストのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


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一日を通してスウェルは強まってきたものの、スウェルにまとまりの欠けた波選びの難しいコンディションとなった本日。

ウイメンズもスタンバイとなっていたのですが、結局はメンズのみの開催となりました。

クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト(Quiksilver Pro Gold Coast)

ラウンド3からスタートとなった本日注目のカードは、昨日はジョンジョン・フローレンスを破ったワイルドカード出場のマイキー・ライトとガブリエル・メディナ。

シード順で対戦相手が決まる事から、ワイルドカードで最下位扱いのマイキーの相手は、常に勝ち残っているサーファーの中で昨年ランキング最上位の相手となります。

ハードヒート続きとなるマイキーですが、ガブリエルを相手に再びの番狂わせを起こすことに。しかも、ラウンド3でトータルハイエストスコアとなる16.07ポイントをマークしての結果でした。

マイキー以外でラウンド3で注目となった点はツアールーキーの活躍で、今季7名いたツアールーキーの内3名がラウンド3を勝ち上がる結果に。

ラウンドアップを決めたルーキーは、トーマス・エルメス、グリフィン・コラピント、マイケル・ロドリゲス。

ジョーディ・スミスを破ったマイケルに関しては、ラウンド3でシングルハイエストスコアとなる8.50ポイントを叩き出しています。

マイケル・ロドリゲス@ラウンド3

五十嵐カノアは昨年のCTランク14位となったフレデリコ・モライスを撃破。15.26ポイントという本日のラウンド3ではマイキーに次ぐ2番目に高いトータルハイエストスコアでした。

ラウンド4に進むと、先日のウイメンズでも説明しましたが、今季からは敗者復活戦のラウンド5がなくなったので、3人ヒートのラウンド4で3位になるとイベント敗退が決定のシビアな展開となります。

ニューフォーマットの最初の犠牲者となったのは、ローカルスターでありベルズでの引退を発表している3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング。

好調なオーウェン・ライトを追う形で2位争いをしていたルーキーのトーマスとミック。でしたが、僅差でトーマスに軍配が上がり、ミックはラウンド4で姿を消す結果となりました。

今季メンズ初となる9ポイントをマークしたオーウェン・ライト@ラウンド4

ヒート2ではレパートリー豊富なフィリペのサーフィンが爆発。ブローテールやグラブリバースを入れたライディングによりオーウェンの9.00ポイントを超える9.67ポイントをスコアして1位通過。

一方、今イベントで台風の目となったマイキー・ライトは、フィリペと同じヒートで3位となってラウンド4で敗退となりました。

フィリペ・トレドの9.67ポイント@ラウンド4

その後のヒートでは、ヒート3で残念ながら五十嵐カノアが3位となりここで敗退。本日最後となるヒート4では、アドリアーノ・デ・スーザが敗退となりました。

最後に、ラウンド3を勝ち上がったトーマス、マイケル(ロドリゲス)、グリフィンのツアールーキー3名もクオーターファイナル進出を決めています。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

今イベント期間においてベストコンディションになると見られるのが明日15日(木曜)で、明日がイベント最終日の予定となっています。

明日のサイズは午前がフェイスで6~10フィート。午後になるとスウェルが弱まってくるとの予報となっています。

まとめ

日本とゴールドコースト(オーストラリア)の時差は1時間。明日15日午前7時スタートの場合、日本時間は15日午前6時となります。

ライブ中継については引き続きWSL公式サイトやアプリでも従来通りに視聴可能でしたが、Facebookのみの中継に変わる可能性はあるのでご注意下さい。

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公式サイト「Quiksilver Pro Gold Coast

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