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Photo by Damien Poullenot/World Surf League

現地時間2024年3月16日(ポルトガル)、ペニシェのスーパーチューボスが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第3戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」が終了。

イベント最終日の本日は、メンズはグリフィン・コラピント、ウイメンズはジョアン・デフェイの優勝で幕を閉じました。

今回の記事は、2024年リップカールプロポルトガルのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、最新CTランキングと言ったニュースをお届けします。


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イベントレポート

ウイメンズ

本日は思った以上にスモールコンディションでスタートしたので驚きましたが、メンズのクオーターとウイメンズのセミを終えた後にオンホールドでスウェルが入って来るのを待ち、最終的にはサイズアップして終えることになりました。

ウイメンズを制したジョアン・デフェイがセミファイナルで対戦したのはレイキー・ピーターソン。

波はライトとレフトの両方がブレイクしていたものの、スコアポテンシャルの観点から見るとレフトの方が優勢。

そのためレフト狙いがメインとなり、その点でジョアンに軍配が上がったと言った印象です。

レイキーのパワーサーフィンはどうしてもフロントサイドとなるライトの方が迫力があるので、レイキーにとっては少し不得意なコンディションであったと言えますし。

ファイナルで対戦したのは2×ワールドチャンピオンのタイラー・ライト。

スロースタートとなったファイナルで最初の動きと言えるのがジョアンがヒート中盤でスコアした5.50ポイント。

その後は終盤にかけても大きな動きはなく、ミディアムスコアを2本揃えたジョアンに対し、全くグッドウェイブに乗れないタイラーという展開に。

結局ヒート終了までシチュエーションが大きく動くことはなく、ジョアンが自身6度目となるCTイベント優勝を果たす結果となりました。

ジョアンの優勝コメントは以下の通り。

言葉にならないわ。

間違いなくスウェルが届いてコンディションが変わり、タイラーと私は同じ戦略を練っていて、おそらく互いにこのコンディションにはちょっと短いボードに乗っていたと思う。

私は完全にレフト狙いに絞っていて、2回ターンを入れられる波を待っていたけど、結果的に見れば1発ターンできる波で十分だった。

去年は楽しかったけど変な感じでもあったの。

怪我でツアーを離れていたけど、ホームでの時間を存分に満喫していたし、ちょうど良い休憩くらいの感覚だった。

ツアー復帰してからはモチベーションを上げるのが大変だったけど、怪我で終わったって思われないようにトレーニングに励んできた結果が出て良かったわ。

本日の結果

メンズ

優勝したグリフィン・コラピントがクオーターファイナルで対戦したのは、リプレイスメント出場のジョアン・ドゥル。

コンディション的に何でもマニューバが出来ると言うよりも、バリエーションは限られたと言った感じで実力差が出にくい感じでした。

そんなコンディションにおいて、波選びで勝ったと言えるグリフィンがジョアンを破る結果に。

セミファイナルは3×ワールドチャンピオンのガブリエル・メディナとのマッチアップ。

両者ともにファーストライドから7ポイント台をスコアする好調な出だしとなり、中盤で6ポイント台のバックアップスコアをマークしたグリフィンがリード。

一方のガブリエルは手数が多く波に乗りまくるものの、ひたすらキックアウトの連続でスコアに結びつかず。

その後、グリフィンはさらに7ポイント台をマークしてリードを広げ、ガブリエルにチャンスが訪れたのはヒート残り時間2分を切ったタイミング。

ガブリエルはビッグターン、フローター、ブローテール、エンドセクションへのスナップとレパートリー豊富なライディングを披露。

逆転に必要なスコアは8.33で、ラストでの大逆転劇も期待されましたが、結果的には7.77と追い付くことはできずにグリフィンが勝ち上がりました。

ファイナルの相手は、もう一つのセミファイナルで弟のクロスビー・コラピントを破ったイーサン・ユーイング。

ファイナルでのコラピント兄弟対決を期待したファンもいるかと思いますが、またの機会に持ち越しですね。

ヒート前半で7ポイント台と6ポイント台をスコアして、リードしていたのはグリフィン。

中盤に入るとイーサンが7.40をマークし、トータルスコアではグリフィン優勢は変わらないものの、7.40がこの時点でのシングルハイエストになることに。

イーサンにとって逆転のハードルが一気に低くなったので、グリフィンにとっては嫌なシチュエーションだったことでしょう。

なのですが、イーサンが逆転できそうな波に乗ると珍しくワイプアウト続きとなることに。

そんなイーサンを尻目に、ヒート後半でグリフィンは8.27と9.67をマークして、自身のトータルスコアを完全に塗り替えることに。

結果的には完全勝利と言えるスコア差を付け、グリフィンが優勝を決めました。

グリフィンの優勝インタビューは以下の通り。

僕の出だしは好調だったけど、その後は僕もイーサンもミスばっかり繰り返して不思議な感じだった。

その後、僕が今日初のバレルをメイクしてからターンをしたんだけど、両膝をついてワイプアウト寸前まで行ったけど体勢を何とか直すことができた事で流れが変わったんだ。

それからバックサイドでのバレルをメイクした9ポイント台のスコアに繋がったね。

(弟の)クロスビーのヒートを観戦するのは凄い楽しいよ。

ヒート観戦にのめり込んじゃって、まるで僕自身が2倍の数のヒートをこなしてるような感覚になるし。

オフシーズンに股関節の手術をして、サーフィン復帰までに3か月近くかかったんだ。

その間も努力してたから、すぐに報われると思っていたけどハワイでは2戦連続で9位。

でも、やっぱり自分を信じなきゃならないって思った。

実際に今の僕は優勝して最高な気分なんだから。

今イベントではファーストラウンドでインターフェアを取られていたので、メンタル面で崩れるかと思ったのですがまさかの優勝を決めたグリフィン。

このメンタルの強さを見ると、今季のワールドチャンピオンもしくはパリ五輪での金メダル獲得などビッグタイトルを取るだけの勢いがあるなと感じてしまいます。

本日の結果

イベントハイライト動画

最新CTランキング

ウイメンズ

メンズ

まとめ

次なるCTイベントは南半球のオーストラリアへと舞台を移して開催となるCT第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」。

イベントのホールディングピリオドは2024年3月26日~4月5日の設定となっています。

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公式サイト「MEO Rip Curl Pro Portugal

2024年リップカールプロポルトガルの過去記事