ここ最近になり驚きのウェイブプールの誕生を発表した米国テキサス州ウェーコのBSRサーフリゾート。
特にセス・モニーツがメイクしたバックフリップは高さもあり、エアリアルセクションとしては最適ですしね。
今回の記事は、驚異のバックフリップをメイクしたセス・モニーツのインタビュー内容についてお届けします。
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ウェイブプールであれほど高さのあるエアリアルをしたということは、相当波にパワーがあるなど気になる点が多々あるBSRサーフリゾートのウェイブプール。
まずは海でのサーフィンとウェイブプールでのサーフィンについて、実際に体験したセスは違いがあると感じたのでしょうか?
普通のサーフィンって感じだったよ。海と変わらないような波で。その点は凄い印象的だった。あまりウェイブプール体験がなくて、過去に一回行った程度で楽しい事は楽しかったけど。
でも、今回のウェイブプールには驚かされたよ。特にエアーセクションはパーフェクトで、大きな注目を浴びる事になるのは間違いないだろうね。
セスがバックフリップをメイクしたのは、実はファウンダーズカップ開催日だったというのも興味深い事実。そこで動画公開をファウンダーズカップ終了後にしたのは意図的だったのか?
あのエアーをメイクしてから上がって、ファウンダーズカップを見てたんだ。すぐに動画投稿することもできたけど、ちょっとだけ待ってからにした。タイミングが全てだから。
まぁ、開催中に投稿したとしてもクールだったとは思うけど。ケリーの波も最高だと思うし、よりパーフェクトかつ距離が長い波。でも、BSRはより海に似たリアルウェイブのようなものなんだ。
最後に気になるのはバックフリップ。波に慣れるまでの時間、さらには知られざるバックステージストーリーまで語っています。
エアーセクションはパーフェクトだけど、僕はタイミングを合わせるのに7回トライしたよ。サーフィンの将来を考えると凄いウェイブプールができたね。
僕らと一緒にサマンサって16歳の女の子も来てて、最初その子はエアーセクションでフローターをしてただけなんだけど、その日の終わりにはエアーの着地までメイクできるようになってたよ。
もちろん、マシンウェイブの決まったセクションでのエアリアルなのですが、わずか一日でメイクできるようになったと言う事実は驚きではないでしょうか。
モダンウェイブプールが出来ればサーフィンの進化は急速に早まるとずっと言われていましたが、実際にその時がやって来たのかもしれません。
特に繰り返し反復練習できるようになるので、同じ練習時間で比較すれば、ウェイブプールでのトレーニングは海でのトレーニングの数倍に匹敵すると思われます。
そうなれば、今までサーフィンでは聞いた事のないような国のサーファーが急速に台頭し、コンテストシーンを席巻するといった事も十分にあり得るでしょう。
世界ではまだまだ新たなウェイブプール建設の話は豊富にあり、様々なタイプの人工波が生まれてくると考えるとワクワクしてしまいます。
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参照記事:「Seth Moniz’s Talks About His Insane Texan Flip」